NHKのドュメンタリー番組「逆転人生」
いろいろな人たちの逆転劇を放送していますね。
5月27日の放送は暴力団員から牧師へ転向し、「人生は必ずやり直せる」と
つまずいた人の再出発を支える牧師・鈴木啓之さんが登場します。
【27日夜】牧師、鈴木啓之さん。かつては暴力団員で博打うち。多額の借金を背負い、死の淵まで追い詰められるが、裏切り続けた妻に救われ生き方を180度変えた。
「今度は自分がより所のない人の支えになりたい」その生き方に迫る。[総合]
#逆転人生 #山里亮太 #月曜夜ドキュ https://t.co/hdfIYDHjjs— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年5月25日
この鈴木さん、実は映画のモデルにもなっているのです。
その映画は「親分はイエス様」、2001年の映画です。
では、鈴木さんはどうやってヤクザから牧師へ転向できたのでしょうか?
少しい調べてみました。

180度全然違うね

どんなきっかけがあったのかな?
鈴木啓之
鈴木啓之さんは少年のころはひょうきんな子供で、中学生のころは水泳が得意で市の大会で
入賞するほどだったそうです。
しかし成長が止まってしまい、勝てなくなり支えがなくなってしまいます。
高校に入ると友達と喫茶店にたむろするようになり恐喝を始め、警察に捕まりそのことが学校にばれ
自主退学することになりました。
その後、ディスコでヤクザと揉めて慰謝料を請求され、このままだと骨までしゃぶりつくされる
対抗するには自分もなるしかないと酒梅組系の組織に入会することになります。
少年刑務所や刑務所に収監された後、30半ばになると名の知れた賭博師となり週刊誌にグラビア入りで
「売り出し中の若手の博打打ち」と紹介されたこともありました。
しかし、鈴木さんは賭博で3億円もの借金を背負ってしまいます。
2度目の懲役から出所した後、兄貴分に連れられ大阪のコリアンクラブに飲みに行きました。
そこでかけがえのない女性(のちに夫人)と出会います。
親兄弟を助けるたえに日本に働きに来ていた韓国人女性でした。
この女性が教会で不慮の事故から奇跡的に復活するのを見て、鈴木さんはキリストの力を博打で生かそうと
教会に出席するようになります。
それから2人は結婚し借金も返しますが、ほかの組の親分から預かった活動資金を博打に使い込んだ
ことから再び命を狙われるようになり、新宿の歌舞伎町に愛人とともに逃げ自殺を考えるほど
追い込まれるようになりました。
9か月にも及ぶ逃亡生活を送り、近所の韓国系の教会に駆け込みます。
3日後、礼拝でに牧師の平塚正弘さんから「誰でも変わることができる」と声をかけられて回心し、
大阪に残してきた妻と再会することにしたのです。
牧師に
1991年東京で妻子と同居し、昼は工事現場で働きながら神学校に通うことになります。
沖縄から北海道まで6ヶ月かけて自らの十字架を背負い、歩きながら福音を語る「十字架行進」
や韓国での十字架行進などの行動ののち、1995年千葉県船橋市にシロアムキリスト教会を開拓しました。
2003年には元暴力団員が住み込むことになったことがきっかけとなり、元暴力団員らが
人生をやり直すための「やりなおしハウス」が誕生します。
現在は?
2009年にNPO法人「人生やり直し道場」を設立し、道場長となりました。
現在はシロアムキリスト教会主任牧師、元受刑者を受け入れ再出発を支援する活動をしていたり
国内外を問わない青少年育成の活動、講演活動、チャリティー活動等
様々な活動をしています。


いろいろな活動をしているんだな

「誰でも変わることができる」をまさに体現している人だね
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