8月13日放送の「カンブリア宮殿」では「梅酒で日本の夏を元気に!進化を続ける最強田舎企業の全貌」
が放送されます。
今回はチョーヤ梅酒が特集されるようですね。
チョーヤ梅酒といえば「さ~らりとした、梅酒」などのCMでおなじみ。
現在は国内シェア3割を占める日本一の梅酒メーカーなのだとか。
梅酒業界でトップを走り、会社名にも梅酒が入っているチョ-ヤ梅酒ですが
初期のころはワインの会社だったそうです。
なぜ梅酒に軸を切ったのでしょう?少し調べてみました。

CMが耳に残るよね

なんかいい感じだもんね
チョーヤ梅酒
今週は #チョーヤ梅酒 が登場。国内シェア3割、日本一の梅酒メーカー。若者の酒離れが叫ばれる中、最高級品種の紀州南高梅で、梅本来のおいしさを徹底的に追求した商品づくりで梅酒人気を保ち、トップを走る。創業106年、農家と作る最高の梅を武器にヒット連発!知られざる田舎企業の全貌に迫る! pic.twitter.com/Nl43PEMUD6
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) August 10, 2020
1914年、当時日本一のブドウ産地であった大阪府羽曳野市駒ヶ谷で
ブドウの栽培を始め創業しました。
1924年にワインの醸造・販売を始め、1949年にブランデーの製造・販売を開始。
1959年、世界最高品質を誇る日本の梅を原料に梅酒の製造を始めました。
梅酒市場のパイオニア企業で世界70か国に展開しているそうです。
なぜ梅酒に?
チョーヤ梅酒はなぜ梅酒づくりを始めたのでしょう?
それは1950年、創業者の金銅住太郎さんが社長勇退を機に
フランスのボルドーを訪れたことから始まります。
ボルドーでは日本よりぶどう酒に適したブドウが安いコストで生産され
日本のぶどう酒では太刀打ちできなく先行きが暗いことに気づいたからです。
そこで 国内ではあまり手掛けられていない商品であること
海外にはない日本独自の商品で、将来海外でも勝負できる可能性があること
突飛なものでなく、身近で親しみやすい商品であること
その3条件に合っていたのが梅酒だったのです。
梅酒のトップに
梅の生産は日本が世界一。
梅酒の製造法は江戸時代の文献にも載っているほど古くから知られていて
梅酒の製造を1959年から開始しました。
当初は梅酒は家で作り家で飲むものという考えがあったため、苦戦しましたが
テレビCMを開始し、都市部へ人口が集中し核家族化が進むなど
梅酒の作り手だったおばあちゃんと離れて暮らすようになり環境が変わり
1980年ごろから売り上げが伸び始めます。
一時期梅酒メーカーが急増し、シュアを落としますが
2015年には酒類の業界団体の1つである「日本洋酒酒造組合」が
梅と糖類、酒類だけを原材料とする梅酒を「本格梅酒」と定めるなどあり
チョーヤ梅酒の強みを確認。
ブランドの再構築などもあり、売り上げシェアも順調に回復してきました。
東南アジアや中国では梅酒という言葉でなく、「チョーヤ」という言葉で通じるので
いつか日本でも「チョーヤをください」と店で言ってもらえるようにしたいそうです。


梅酒と言ったらチョーヤの梅酒だもんね

もっとシェアが増えていくのかな
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