4月17日の「ナニコレ珍百景」では
「LED メーカーで職人手作り和食を商品化&ラーメンスープから燃料SP」が
放送されます。
そこで福岡の「とんこつラーメンの廃棄スープを燃料にする運送会社」が
紹介されるようです。
福岡といえばとんこつラーメン。
ラーメンのスープも多く残ることでしょう。
そのスープをバイオ燃料として利用?
そんなことができるのでしょうか?
すこし調べてみました。

スープの残りを燃料にするの?

捨てるよりいいだろうけど
新宮町
福岡行った時に寄り道した相島
新宮漁港から渡船が1日数本出ている(駐車場あるよ)
結構若いネチコヤン好きの観光客が多かった。ガチネチコヤン天国…また行きたいですね…
@相島(福岡県新宮町) pic.twitter.com/i0e1TrfxzX— グラム (@cramagF) April 9, 2022
新宮町(しんぐうまち)は福岡県の粕屋郡に属する
町です。
人口は約3万3千人。
福岡市内へは電車を使うと20分ほどで行ける距離のため
新宮町の人口の4割ほどが福岡市内へ通勤していると
言われています。
自然環境も豊富で交通の便もよく、町の開発が急速に
進んでいるため人口も増加傾向にあるようです。
西田商運
“西田商運の本社は、博多駅から電車で20分ほどのところにあるベッドタウンの中にあった。国道沿の駐車場には大型トラックが並び、入口近くにはBDFを給油するための計量器が設置されていた。”https://t.co/KgTnKmfaMQ pic.twitter.com/UJc71Z6F21
— 文春オンライン (@bunshun_online) March 3, 2022
とんこつラーメンの廃棄スープを燃料にする運送会社とは
西田商運。
新宮町にある従業員約250人の運送会社。
九州や中国地方のコンビニなどに食品を配送しています。
この会社では廃棄するラーメンのスープを燃料に
使っているようですが
驚くことに会長が独学で技術開発したそうです。
とんこつスープを燃料に
豚骨ラーメンから車燃料 福岡の運送会社が精製 (室蘭民報)
豚骨ラーメンの残ったスープから出るラードを使ってディーゼル燃料を精製する事業に、福岡県の運送会社「西田商運」が取り組んでいる。使用済み…https://t.co/FzXCpCy3rg#地域のニュース#ローカルニュース pic.twitter.com/lrK044RsX4— 地震速報と地域のニュース たまに猫と珈琲【公式】 (@cvb_224) July 25, 2021
当時、小泉総理がトウモロコシなどからバイオ燃料を
作る話をしていて
うちのトラックは化石燃料しか使っていないと思った会長が
「僕がやらないかん」と知識ゼロから
ペットボトルやアルミの容器などを使用し研究を始め
3年半という時間をかけてバイオディーゼル燃料の
実用化にたどり着きました。
ラーメンスープはチェーン店の社長からラーメンのスープの
飲み残しを捨てるのが大変と相談されひらめいたそうです。
取引先のラーメン屋に「ラーメンとんこつカットくん」という
残りのとんこつスープを入れるとスープとラードを
分離してくれる装置を置き
ラードを引き取りバイオディーゼル燃料を作っているのだとか。
西田商運はラーメンのスープ以外もいろいろな廃油を
無料で回収しバイオディーゼル燃料を製造。
1日に約1300リットルを、軽油よりも安価な単価で製造し
約170台保有する自社配送車の約4割の燃料を賄っているそうです。


環境にもいいよね

そんな使い方があったんだ
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