9月30日の「奇跡体験!アンビリバボー」では
「中華料理を日本に広めた
ある夫婦の笑いあり涙ありの感動エピソード」が
が放送されます。
ある夫婦?
どうやらこのある夫婦は四川飯店の
創業者である陳建民さんと洋子ママのよう
ですね。
この二人は2003年に松坂慶子さんと武田鉄矢さんで
「麻婆豆腐の女房」としてドラマ化もされています。
高度成長期の1960年代。
まだ誰も四川料理を知らなかった時代に
「マーボー豆腐」を誰もが知る人気料理になるまで
広めたのだそうです。
しかも息子さんは鉄人なのだとか。
どういう事なのか少し調べてみました。

中華の四川料理を広めたんだね

マーボー豆腐知らない人はいないもんね
陳建民
【今日の墓碑銘】
1990年5月12日。陳建民が死去。昭和の料理人。中国四川省に生まれ1952年に来日。四川飯店を開業し日本における四川料理の普及に大きく貢献する。日本人の味覚に合わせた麻婆豆腐・担担麺・エビチリなどを考案。NHK『きょうの料理』などテレビでも活躍した
(70歳・肝不全) #生寄死帰 pic.twitter.com/jD17Co1NX1— 義視🕺🏻 (@kamo1868) May 11, 2019
陳建民(ちんけんみん)さんは1919年に
中国の四川省で生まれました。
10歳の時に初めて宜賓の「海清園」という
ソバ専門店に努めて、中国各地で料理を
学び、1952年に来日を果たします。
来日後は外務省に出張料理などを行い
ある店でパーティーを開いたとき、その店の手伝いをしていた
洋子ママと知り合い国際結婚をしました。
四川飯店
赤坂 四川飯店
陳麻婆豆腐が食べたくて。
正統派のじわじわと辛い麻婆豆腐、白米を赤く染めながら食べた。
美味しい四川料理に行くと(あぁ油が美味しいな…)と思いながら食べる(伝わるだろうか…)。 pic.twitter.com/PByfF34mf3— おりえ (@orie13a) November 23, 2019
陳さん夫婦は1958年に最初の四川飯店をオープン。
日本の地に四川料理を広めていくこととなります。
そのとき、日本人の口にあうように
料理をアレンジしたそうです。
奥さんの洋子ママは通訳をしたり、マネージャーとして
寄り添ったりと大活躍。
洋子ママは包容力があり、周りから慕われ
陳建民さんを有名にしたプロデューサー的立場
でもあったのですね。
陳さんはNHKの「今日の料理」などの
テレビ番組にも出演。
日本における四川料理の父ともいわれています。
息子は鉄人
書籍『陳家の秘伝』(陳建一 著 / 日経プレミアシリーズ) 読了。さっそく”陳家のカレー”を調理。(約1時間)コトコト弱火で具材を煮込み 豆板醤も入れました。陳家のカレー 美味しかったな~。陳建一先生 ありがとうございます! pic.twitter.com/80E6obZ9A3
— 李冠誠 (@Lee_Guan_Cheng) September 22, 2021
陳建民さんの子供の一人に陳健一さん
がいます。
そう、あの有名料理番組「料理の鉄人」で
中華の鉄人として活躍していた人です。
陳健一さんはお父さんが亡くなった後
四川飯店を継ぎ、2013年には黄綬褒章を
受賞しています。


夫婦2人3脚で来たんだろうね

なじみがなかった四川料理を広めるってすごいね
コメント