3月26日には「加藤浩次とどん底どっこいしょ」という
特番が放送されます。
この番組はどん底から這い上がった人から、どん底から脱出する方法を
学ぶ番組。
この番組で2017年3月におきた旅行会社の「てるみくらぶ」の倒産で起きた
添乗員のどん底が紹介されるのだとか。
どんなことがおきたのでしょう?
少し調べてみました。

てるみくらぶ、なんか聞き覚えがあるね

海外に置き去りにされたんだっけ?
てるみくらぶ
てるみくらぶは1998年に設立された会社です。
従業員は130人ほど。
格安航空券販売や格安ツアーで知られていた旅行会社で
若者向けの海外パッケージツアーをインターネットで格安提供することで
急成長を遂げていました。
倒産
【危ない旅行会社 どう見分ける?】
旅行会社の「てるみくらぶ」が経営破綻した問題を受けて、観光庁は旅行者の保護を強化する対策を発表した。危ない旅行会社の見分け方ってあるの?
Q&Aでわかりやすく。https://t.co/1fR9c0zOiw pic.twitter.com/UcAFKi151v— NHKニュース (@nhk_news) September 8, 2017
てるみくらぶができた当初は海外旅行といえばジャンボジェット機が主流でした。
当時は景気低迷期で、団体観光客の数も減り余った飛行機の座席を埋めるために
てるみくらぶのような新興企業にも座席を安く売りました。
そこでてるみくらぶはその座席を利用し、格安ツアーが可能となり
大幅な利益を上げ急成長できたのです。
しかし時代も変わり、中型の飛行機でも遠くまで飛べるようになり座席の余りは減少
さらにオンライン旅行会社や格安航空会社の就航により
若者向けの海外パッケージツアーの人気は落ちていきました。
若者向けの人気が落ちたため新たな顧客層としてシニア層に注目。
新聞広告に力を入れ始めますが、シニア層には届かず経費がかさんでしまい
業績も悪化の一途をたどっていきました。
てるみくらぶは2017年3月17日に東京地方裁判所に自己破産を申請し倒産。
赤字が常態化ていたのに粉飾決算で黒字企業に見せかけ
自転車操業状態だったそうです。
てるみくらぶを利用していた客には悲劇が訪れます。
海外に渡った後支払っていたはずのホテル代を新たに求められたり
帰りの航空券が用意されていないこともあったのだとか。
渡航先で自力で対処しなければいけなくなりました。
その後
「てるみくらぶ」山田千賀子社長らを逮捕 2億円詐取の疑い 警視庁 https://t.co/ftdx411qef pic.twitter.com/I77CRnPDAL
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 8, 2017
てるみくらぶの山田千賀子元社長など幹部二人は詐欺罪で逮捕されました。
山田千賀子元社長は合計4度逮捕され
「犯行の計画性や常習性は明白で、手口も巧妙」ということで
懲役6年の実刑判決が下りました。
ツアー代金を払ったのにツアーに行けなかった人やツアー代金を払ったのに
海外で再請求された人など大勢の被害者が出ましたが
お金はほとんど戻ってこなかったそうです。
添乗員の人も海外で破産を知った人がほとんどだったのだとか。
その時の話が聞けるのでしょう。

ニュースで海外で取り残された人がインタビューされていたね

芸能人も被害にあった人がいたんだって
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