2月8日の「逆転人生」では「卵かけご飯に大行列、ひねくれ者が夢を実現」が
放送されます。
今回登場する人物は養鶏農家の西垣源正さん。
兵庫県の山間にある週末には行列が絶えないお店「但熊」の店主でもあります。
西垣さんは地元で養鶏と米作りを継ぎ
いろいろな苦労や失敗を重ね起死回生で卵かけご飯専門店を出すことになりました。
その卵かけご飯専門店「但熊(たんくま)」なのですね。
卵かけご飯はブームとなりましたが、このお店がブームの先駆けのようですよ。
兵庫県の山間の集落にあり、開店するときには周囲に大反対されたそうですが
お客さんが最長で5時間も待つほどの人気店になったそうです。
どういう事なのか少し調べてみました。

卵かけご飯が人気なの?

何か秘密があるのかな?
西垣源正
【#逆転人生】
▽8日(月) 午後10:00〔総合〕最長で5時間待ちの #卵かけご飯 専門店🥚🍚
兵庫県の山あいの集落で一旗あげると、試行錯誤。
周囲の大反対をきかずに開店。なぜありふれたメニューで大成功?#山里亮太 #西垣源正#田中卓志 #生駒里奈https://t.co/1iSq8YXbaF
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) February 6, 2021
西垣源正さんは兵庫県豊岡市但東町出身。
但東町は戦前から製炭、養蚕、畜産が盛んで、戦後になって養鶏業が増えた地域です。
ただし、周りには何もない田舎だそうで同級生たちは学校を卒業後
進学や就職で都市部に出ていく人が多いのだとか。
しかし、西垣さんは中学生の時の弁論大会で「自分はここで生きていく」と発表。
宣言通り高校卒業後の1969年、父の養鶏場に就職します。
苦労や失敗
西垣さんは鶏舎を増築、4000羽の養鶏農家となり
地域の養鶏家14人で餌に生米ぬかや魚粉を与えた栗尾の卵を「クリタマ」と命名し共同で出荷。
問屋からは「高すぎる」とも言われましたが、菓子製造会社と年間4000万円の取引が始まりましたが
時代が平成になろうとしているときに、菓子製造会社の業績悪化により取引は終了してしまいます。
そのこともあり廃業者が増え、1995年には西垣さん1戸だけになってしまいました。
廃業するか悩みますが、業者から勧められた卵の自動販売機がメディアにも取り上げられ
経営を支えてくれるようになり
仲間とともにトレーラーハウスの農産物直売所を作りますが赤字となり、解散。
その場所に2001年、野菜直売所「百笑館」を建てます。
野菜は売れるようになりましたが、思うほど米は売れません。
そこでおいしいお米とおいしい卵で安ければ売れると「卵かけご飯専門店」を思いついたのです。
但熊
昨日のツーリングのお昼ご飯は、但熊での卵かけご飯!!
1時間以上待った🙄たまらんく美味かった🤤
スプーンで食べたかったかな 笑 pic.twitter.com/HT8GVKlqWO— タカナ@てぃーむADC (@RR64772985) March 22, 2020
「卵かけご飯なんてわざわざ食べに来るのか」と反対されましたが
知人の元寿司職人を招いてご飯の研究も行い、2006年に「但熊」を開店。
みそ汁と漬物を合わせたシンプルな定食は開店から半年後にメディアで取り上げられ
予想を上回る人が集まります。
2010年には卵を使ったスイーツ店「弐番館」もオープン。
「但熊」は収支がトントンの時もあるようですが
お客さんが「弐番館」や「百笑館」にもよるため利益が出るのだそうです。
西垣さんは2020年に「旭日双光章」を受章しています。


すごくおいしいんだろうね

ブームの先駆けってすごいなあ
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