芸能人に限らず、全く違う業種に転身している人は多くいます。
元タカラジェンヌの遥海おおらさんこと遠山昌子さんもその一人です。
男役として宝塚で活躍していたのですが、25歳で電撃退団。
そこから日本人なら誰もが一度は口にしたことがあるという「国民的おやつ」を
作る会社の社長になったそうです。
9月18日放送の「あいつ今何してる?&そこの○○止まりなさい合体SP」で紹介されます。
どういうことなのでしょう?
そして国民的おやつとは?
少し調べてみました。

国民的おやつって気になるね

誰もが知ってるんでしょ
遠山昌子
遥海おおらさんの本名は遠山昌子さん。
1979年に群馬県前橋市で生まれました。
小さいころから宝塚にあこがれ、高校時代は前橋から東京まで往復5時間かけて
レッスンを受けに行っていたそうです。
宝塚音楽学校には受験で4回落ちてしまいますが、ラストチャンスとなった18歳の時
24倍の難関を乗り越え、見事合格しました。
2000年に宝塚に入団、宙組の男役で「遥海おおら」という芸名で活動することになります。
そして、舞台で活躍するようになり厳しくも充実した毎日を送り、将来は組長になりたいと考えていました。
しかし、2005年25歳の時に転機が訪れるのです。
宝塚を退団し、家業へ
遠山さんのお父さんは1893年(明治26年)に漬物・佃煮・煮豆の製造小売店「小田原屋」
として創業され、1993年に「赤城フーズ」となった会社の5代目社長だったのです。
4代目社長のお祖父さんは跡取りのことを心配していました。
2人のお兄さんは違う道に進み、妹さんは経営者になるタイプではなかったからです。
祖父の持病が悪化し、迷った末に遠山さんは2005年に宝塚を退団し赤城フーズに入社することになります。
タカラジェンヌから突然、6代目見習いとして群馬に戻ってきた遠山さんに会社の人たちの反応は
冷たかったそうです。
たしかにいきなり来て次期社長候補といわれてもいい反応はできませんしね。
でも、努力家の遠山さんはそこで通信制の大学で経営学を学びます。
その後は新商品の開発に力を入れ、どんどんアイデアを出していきました。
そして2008年には常務取締役、2018年より6代目社長となっています。
国民的おやつとは?
24日のカリカリ梅等試食販売の準備は万端😋ぐんまちゃんは今回も梅ゼリー5個に挑戦(←食べ過ぎ😆)#ぐんまちゃん #ぐんまちゃん家 #赤城フーズ#24日の試食は何かなぁ pic.twitter.com/jvy6TyD0M5
— くたお (@kutakuta71) August 23, 2019
国民的おやつとは「カリカリ梅」のことです。
実は赤城フーズの4代目だったお祖父さんが1971年に開発したのですね。
赤城フーズは「元祖カリカリ梅の開発メーカー」なのです。
お菓子として全国的に有名ですし、弁当にも入っていることがあります。
確かに国民的といえるでしょう。
遠山さんは熱中症対策に塩分を多めにした「熱中カリカリ梅」を作ったり
自分の宝塚での経験を生かして女性のためのスイーツ感覚で
食べられるカリカリ梅「梅ジェンヌ」など新商品を開発しています。
群馬県は和歌山県に次いで2位の梅の産地です。
しかし、あまり認知されていないので遠山さんは「群馬の梅をもっとしってほしい」
と訴えています。

カリカリ梅って癖になるんだよね

止まらなくなるよね
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