12月4日放送の「爆報!THE フライデー」では
「グーグルミステリーツアー&監察医ミステリー」が
放送されます。
その中でストリートビューで生き別れの家族を探し、25年ぶりに再会した
青年の話も出てくるようです。
ストリートビューというとグーグルのサービスで世界中の道路沿いの風景を
パノラマ写真で表示してくれます。
観光をしたり、近所でも行ったことのないところを見てみると発見があったりするんですよね。
今回はそのストリートビューで生き別れの家族を探したということですが
まれ育った家を探したということでしょうか?
少し調べてみました。

ストリートビューって面白いよね

時間を忘れてしまう
サルー・ブラアイリー
この状況だとインド行けるの2年後くらいかなぁ…行けるようになったらまずはコルカタだな。
コルカタは本当にいいんだよねぇ😀😀😀
2011-12 コルカタ インド pic.twitter.com/sf7m2rDBwD— なかしん (@naka_shin20) May 18, 2020
サルー・ブライアリーさんは1981年にインドの貧し農村に生まれます。
幼いころから兄と物乞いをするために電車でたびたび出かける日々でした。
事件が起きたのは5歳のころ。
サルーさんは駅でうたた寝をしてしまい、兄とはぐれると思い
目の前の電車に飛び乗ってしまいました。
しかし、その電車には兄の姿はなく一人で電車に揺られるがまま
1600キロ先の先の大都市コルカタまで行きついたのです。
養子に
オーストラリア🇦🇺タスマニア州
世界最大規模のラベンダー畑
「プライドストゥ ラベンダーファーム」 pic.twitter.com/T3KGMH9B8v— 【高画質】美しい景色bot (@huukei_) July 3, 2020
帰り道も自分の家の場所もわからないサルーさんはしばらくコルカタで物乞いをして暮らし
警察に保護されました。
その後、孤児院での生活を経て慈善団体の助けでオーストラリア・タスマニア州に住む
ブライアリー夫婦に引き取られ、オーストラリア国籍を取得します。
新しい両親の元、サルーさんは英語を取得。
キャンベラのオーストラリア国際ホテルスクールでビジネスや接客などを学び
実業家として成功しますが、家族のことを忘れることはありませんでした。
25年ぶりの再会
25年間迷子だった男、サルー・ブライアリーさんが来日し寺田心君と登壇イベントを実施しました🎉サルー氏「僕の半生はものすごい旅路でした。」
心君「あきらめない立派な大人になりたい」
詳細はコチラhttps://t.co/Mif7Orpzhd#LION #ライオン pic.twitter.com/WedddltYfm— 映画「LION/ライオン 」 (@LION201704) March 14, 2017
サルーさんは生まれた町の名前などは憶えていませんでしたが
家や近所のダムなど象徴的な風景は覚えていました。
そこで何年もかけてグーグルマップやストリートビューで調べ
SNSの力も借り自分の生まれ育った村を突き止めることに成功しました。
2012年、サルーさんは現地の家を訪れます。
始めは無人のようで引っ越しや亡くなっているなど最悪のことも覚悟しますが
中から人が出てきて、25年ぶりにお母さんと再会することができました。
この話は世界中を駆け回り
2016年に「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」として映画化もされています。


根気のいる作業だったろうね

家族に会いたい気持ちがそれほど強かったんだよ
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