【アンビリバボ-】特攻隊で9回出撃し9度生還した特攻兵とは?

TV番組

第2次世界大戦の末期、日本では数々の特攻が行なわれました。

海軍の神風特別攻撃隊などが有名ですが、爆弾を抱え相手に体当たりし命を懸けて攻撃をするのですね。

十死零生」ともいわれた生き残る可能性はゼロの作戦です。

 

しかし、その特攻隊に選ばれ9回出撃し9回生存した人がいます。

その人は佐々木友次さん、当時21歳の青年でした。

その様子は8月15日の「奇跡体験!アンビリバボー」で紹介されるようですね。

佐々木さんは司令官の命令に背き、体当たりすることなく生還しています。

命令に背き自分の信念を貫いたその陰には父と尊敬する上官の存在があったそうです。

どういうことなのでしょう?少し調べてみました。

特攻隊は悲しい歴史だね

人の命が散っていったんだよね

特攻

1944年10月、戦況の悪化があり海軍と陸軍は最初の特攻隊を編成しました。

海軍では「神風特別攻撃隊」と名付けられゼロ戦に250キロ爆弾を装備しました。

10月25日、フィリピン・ルソン島マバラカットの飛行場から5機のゼロ戦が飛び立ち

アメリカの艦隊に襲い掛かります。

そこでは空母「セント・ロー」を撃沈という驚異的な戦果を挙げたのです。

 

この戦果もあって、特攻隊は大規模化していくことになりますが

アメリカ軍は迎撃態勢を整備し、特攻機が敵の船に近づくことさえ難しくなっていきました。

最終的には航空機の特攻で4000人もの人が戦死したといわれています。

佐々木友次

佐々木さんは乗員養成所を経て陸軍の下士官操縦士となり

21歳で日本陸軍航空隊初の特攻隊である「万朶隊(ばんだたい)」の一員となります。

陸軍の万朶隊は、九九式双発軽爆撃機に800kg爆弾をくくりつけていました。

 

万朶隊の岩本隊長はこの特攻作戦に憤慨します。

パイロットは厳しい訓練を受け、その技術をもって敵を爆撃するのが任務です。

それを「敵に体当たりしろ」とは技術とプライドの否定で侮辱と受け止めたのです。

岩本隊長は軍機違反を恐れず、独断で機体を改装し手動で爆弾を投下できるようにします。

そして、「体当たりで撃沈できる公算は少ない。出撃しても、爆弾を命中させて帰ってこい

と命じたのです。

 

佐々木さんはその言葉を守り、9回出撃して9回生きて帰ってきました。

爆弾を落として帰還した時も、飛行機の不調で帰還した時もありましたがしっかりと戻ってきています。

もちろん上官は激怒。

実は大本営発表で佐々木さんは特攻して大戦果を挙げていたことになっていたのです。

「恥さらし!」「臆病者!」「次は爆弾ではなく特攻してこい!」などと何度も脅され

ののしられましたが、佐々木さんは折れませんでした。

死んでいった万朶隊の仲間を偲び「将校5名分の船を沈めるまでは、死なないつもりです」

と同僚に打ち明けたりもしています。

その後

佐々木さんはフィリピンのルソン島の山中で終戦を迎え、捕虜収容所を経て帰国。

佐々木さんが最後まで自分の信念を貫けたのは岩本隊長の言葉とお父さんの言葉が大きいようですね。

お父さんは日露戦争を生き延びてきていて「人間は容易なことで死ぬもんじゃないぞ」という

ことを教えてくれたそうです。

上官の言葉とお父さんの言葉、そして仲間たちの無念もあり信念を貫けたのではと思います。

佐々木さんは2016年に92歳で大往生を遂げました。

 

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ちょっと一言

軍隊の中で信念を貫くってすごいね

上官からの罵りや暴力はひどかったろうしね

 

コメント

  1. 匿名 より:

    旧日本軍の暴力は、殆ど有りません。「修正シテヤル!」は、口癖の様なものです。
    山口多聞少将と2等兵士の会話の記録が残っています。
    山口は真珠湾攻撃の第2次のフラッグが挙がらなのに、イライラしてる山口は、「未だ挙がらんか?」「挙がりません!」「未だ挙がらんか!」「挙がりません!」「未だ挙がらんか!」「挙がりません!何度も聞かんとって下さい!任務の邪魔に成ります!」
    「生意気言いよって!降りて来い修正したる!」
    2等兵は「お断りします!本官は任務中です!修正したいなら!閣下此方にお出で下さい!」「ワシが上がれん事承知言うとんのかー!」「上がれれんなら閣下は大人しく!本官の報告をお待ちください!」「今の若いもんははっきり言いよるのー!」
    マストは大爆笑になったそうです。

    • アッツ より:

      なるほど、「今時の若者は~」みたいな話もあったんですね。
      貴重なお話ありがとうございました。

  2. 匿名 より:

    本物の特攻隊を観たいなら、出撃前の少年特攻兵の1枚の写真が全てを語っています。