1月10日の「世界まる見え!戦慄の瞬間SP」では
「地球を救った旧ソ連の2人の宇宙飛行士!
地球に落下するかもしれない宇宙ステーションを命がけドッキング作戦!」が
放送されます。
この宇宙ステーションとはサリュート7号のこと
ではないでしょうか?
アメリカとソ連の冷戦の時代。
2国間の間でし烈な宇宙開発競争が行われていました。
そこでソ連が打ち上げた宇宙ステーション
サリュート7号がトラブルになり
地球に落下するかもしれない事態に陥ってしまったそうです。
そのとき2人の宇宙飛行士が活躍したのですね。
どういうことなのでしょう?
すこし調べてみました。

トラブルも多かったんだろうね

宇宙でのことだし
サリュート7号
あとサリュート7号作ってて不思議だったのが、このシマシマ模様の塗装。色合いはソ連特有の感じなのだけど、どうしてシマシマになったのでしょう(6号は茶色一色、ミールは白色系) pic.twitter.com/LZvjQTO4BW
— Tansoku102cm-短足沼地人 (@Tansoku102cm) April 24, 2013
冷戦の時代、アメリカとソ連は激しい宇宙開発競争を
行っていました。
ソ連ではサリュート6号が1977年に打ち上げられ
次の宇宙ステーションであるミールの開発が遅れたため
サリュート計画のバックアップとして用意されていた機体が
サリュート7号として1982年に打ち上げられます。
サリュート7号には何人かの宇宙飛行士が滞在し
ミッションをこなしました。
1984年にはサリュート7号に搭乗した
スベトラーナ・サビツカヤが女性として初の
宇宙遊泳も行っています。
トラブル
映画『サリュート7』、ヒューマントラストシネマ渋谷の最終上映回鑑賞。実話を元にした映画なんだけど、サリュート7号のこと全然知らなかったのでのめり込んで観てしまった中弛み一切なしですごく面白かったもう一回観たいけどもう東京じゃ観れないパンフレットもないチラシしかない、円盤希望! pic.twitter.com/w8ofH3y2y0
— 鈴木 歩己 (@szky_walker) February 9, 2018
1985年2月、当時無人だったサリュート7に
大きなトラブルが発生しました。
突如消息を絶ってしまい、通信が途絶え操縦不能に
なってしまったのです。
このままではあ地球に落下してしまう危険も。
そこで唯一の手段として宇宙ステーションに人を送り込み
手動でドッキングをして修理をすることとなりました。
選ばれたのは2人の宇宙飛行士、ヴィクトル飛行士と
ジャニベコフ飛行士。
ミッションソユーズT-13が行われ2人はサリュート7に
到着し手動でドッキングに成功、そこでみたのは機能が停止して
内部はとても寒く霜におおわれたステーションだったのです。
復旧作業は困難を極めましたが、ソユーズのシステムを使い
サリュート7号の太陽電池パネルを太陽の方向に向け
電力を回復させ、機能の回復も成功させました。
このことは映画にもなっています。
その後
1986年、ミールが打ち上げられたため
サリュート7の実験機器はミールに移し
有人ミッションは終了となりました。
1990年には再び通信ができなくなり
翌1991年に大気圏に突入するのですが
この時大西洋に落とそうとしましたが失敗。
重さ40トンもある大気圏に突入した人工物で最大級の
サリュート7が多数の金属片となってアルゼンチンの
町に降り注ぐこととなりました。
金属片らしきものが上空で目撃されたりしましたが
幸いけが人は居なかったそうです。


宇宙での作業は命懸けだね

何十年後かには旅行感覚で行けるのかなあ?
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