12月2日の「逆転人生」では(宇宙到達!民間ロケット)として
インターステラテクノロジズ株式会社社長の稲川貴大さんが登場します。
インターステラテクノロジズ株式会社は民間単独で日本で初めて宇宙に
到達するロケットを開発したベンチャー企業。
ただ、成功するまでには打ち上げ実験を行うも発射6秒で地上に落下し大炎上するなど
失敗もあったようです。
社長の稲川貴大さんも大学院を卒業後、ほかの大企業から内定をもらっていましたが
ある人との出会いにより辞退しインターステラテクノロジズへ入社したのだとか。
どういうことなのでしょう?
稲川貴大さんについて少し調べてみました。

ロケットは需要も増えるだろうしね

競争も激しいのかも
稲川貴大
現代は誰でも宇宙を目指せる時代。
ロケットだって東京の工場で作られます。
民間ロケットMOMO2号機で宇宙に挑むIST社稲川貴大社長に、その醍醐味を語っていただきました。インターステラテクノロジズ社 稲川貴大社長に聞く「ロケット作りは楽しいし、できます!」https://t.co/Gj0zdYKUe9 pic.twitter.com/eR2F8uxegy
— セメダイン (@cemedinecoltd) December 25, 2017
稲川貴大さんは1987年生まれで埼玉県越谷市出身です。
宇宙少年というわけではなかったそうですが、子供のころから手を動かし何かを造ったりしていました。
埼玉県立浦和高等学校には工芸部に所属。
木を削り、机やロッキングチェアーを作っていたそうです。
東京工業大学では機械物理工学専攻へ進み、ものづくりの基礎を学びながら
鳥人間サークルで人力飛行機づくりにも夢中になり、設計リーダーを任されるほどになりました。
鳥人間は大学3年で引退。
その後は学生たちの間で人間ほどの大きさのロケットを打ち上げることが流行っているのを知り
興味を持つようになり、インターステラテクノロジズの前身の「なつのロケット団」の
ロケットの打ち上げを手伝わせてもらうようになりました。
入社
東京工業大学大学院を卒業後は航空宇宙業界を就職先として考えますが、全滅。
光学系の大手メーカーへの内定が決まり、ロケットの方は趣味でやっていこうと思っていたそうです。
入社式が近づいていたある日、「なつのロケット団」の手伝いに行くとある人と出会います。
その人はスポンサーであり、長野刑務所から出所してきたばかりのホリエモンこと堀江貴文さん
でした。
堀江さんと意気投合し「ロケットやりたいんでしょ?ウチに来なよ」と誘われたのですね。
そうして大企業の内定を辞退、2013年1月に設立された「インターステラテクノロジズ」に
2013年4月に入社。
当時は社長一人で初めての社員だったそうです。
2014年には前任者が体調を崩し、代表取締役に就任しています。
失敗から成功へ
インターステラテクノロジズはロケット会のスーパーカブを目指しているそうです。
つまり、小型でシンプルで安くてそこそこ使い勝手が良く量産できるロケット。
旧社名のSNS株式会社時代から何機もロケットの実証実験を続けていました。
小型の観測ロケット「MOMO」初号機が打ち上げられたのは2017年7月30日で
失敗し、2018年6月30日に打ちあげられた2号機も発射6秒で地上に落ち炎上し失敗してしまいます。
2019年5月4日に打ちあげられたMOMOロケットの3号機は打ち上げに成功し
日本の民間ロケットとしては初めて宇宙空間に到達しました。
その後、4号機は打ち上げ失敗に終わり、5号機の打ち上げの準備中です。


一度成功したから次も成功とはいかないんだね

難しいんだろうね、改良も重ねているだろうし
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