8月27日の「NHKスペシャル」では
「この島で 最期まで ~礼文島・父子でつなぐ医療~」が
放送されます。
北海道にある日本最北の離島礼文島。
夏にはウニやコンブ漁でにぎわいますが
冬になると猛烈な吹雪でフェリーは止まり
孤島になるそうです。
この島で島民の命を守る升田鉄三さんと
升田晃生さんの親子医師。
鉄三さんは「生まれ育った島で最期を迎えられる医療」を
作り上げてきましたが定年退職となり
バトンは息子の晃生さんに引き継がれました。
どのように引き継がれたのでしょう?
少し調べてみました。

離島医療

Dr.コトー診療所も離島医療が題材だね
礼文島
礼文島に上陸
しっかり楽しんでいきます😊 pic.twitter.com/WaRubmUPxb— Ein-Hander (@Ehrgeiz680) August 14, 2022
礼文島(れぶんとう)は稚内市の西方60キロメートルの日本海に
位置する最北の離島です。
南北29キロメートル、東西8キロメートル、 面積は約82キロ平方メートル。
2300人ほどの人が暮らしています。
春から夏には約300種の高山植物が咲き乱れ
「花の浮島」とも言われる礼文島。
フェリーで稚内港から2時間で着くのだそうです。
島を歩くトレッキングなどが人気のようですね。
升田鉄三
【テレビ】10/05(火)BS1 24時10分
北海道推し!北海道道「礼文島の赤ひげ先生」
長年、地域医療に貢献した医師に贈られる「赤ひげ大賞」を受賞した礼文島の升田鉄三氏。可能な限り島で病気や怪我を診て島で生涯を終えられる医療を目指す日々を見つめる。https://t.co/tqh3fYSaJD pic.twitter.com/7dDYm7kSwu— JapanDocs (@jdocs) October 5, 2021
礼文島の礼文町にある礼文町国民健康保険船泊診療所。
礼文島には病院はなく、町立の診療所である
船泊診療所があらゆる病気やケガに対応してきました。
所長の升田鉄三さんは
休日や夜間も救急患者を診てきたのですね。
升田鉄三さんは礼文島生まれで
小学校の同級生だった奥さんの勧めで医師を目指しました。
島外で医師として経験を積み
1986年に礼文島に戻り
できるかぎり島で治療を続ける地域完結型医療を目指しています。
升田晃生
尾上 太一 (Taichi Onoue)さんの新作写真集
「島医者 礼文町船泊診療所」届きました。https://t.co/4zlxvcwfNI北の端に浮かぶ礼文島、その島… https://t.co/B0tQ5ytniJ pic.twitter.com/gNqdvSVRpB
— 451BOOKS (@451BOOKS) September 20, 2016
升田鉄三さんは2022年春に定年のため
息子の升田晃生さんが2020年に礼文島に戻ってきました。
晃生さんは旭川医大で外科を専攻し2010年に卒業。
その後はほかの病院に勤務し、お父さんの鉄三さんが
定年になるということで島に戻ることを決意したのです。
お父さんの背中を見て医師を目指したという
晃生さんは
憧れであるお父さんの後を継いで
離島医療を守ります。


息子さんが継いでくれたらうれしいだろうね

離島は厳しいだろうけど故郷だしね
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