かつてボクシング界には「平成の三羽烏」といわれたボクサーたちがいました。
それは1990年代初期のこと。
一人は辰吉丈一郎さん、もう一人は鬼塚勝也さん、そしてピューマ渡久地さんです。
9月13日放送の「爆報!THEフライデー」には「平成の三羽烏」の一人、ピューマ渡久地さん
が出演されます。
記憶が消えていく記憶障害なのだとか?
近頃、傷害の疑いで逮捕されましたが、関係があるのでしょうか?
少し調べてみました。

記憶が消えることを考えると怖いね

何かの病気なのかな?
ピューマ渡久地
生年月日 1969年11月20日
出身地 沖縄県
身長 161cm
ボクシングを始めたのは高校生になってから、1987年のインターハイフライ級では準優勝を飾っています。
同じ1987年に行われた国体でも沖縄チームで出場し、その時は優勝となりました。
1988年8月にプロとしてデビューし、全日本新人王やA級トーナメント優勝など輝かしい実績を残していきます。
1990年3月には日本王座を獲得、1991年3月3度目の防衛戦に売り出し中の勇利アルバチャコフ選手と
対戦することになっていましたが、渡久地選手がジムとトラブルを起こし失踪、王座は剥奪となり
「無期限ライセンス停止」の処分を受けることになりました。
実は渡久地選手は2度目の防衛戦の前に喧嘩で指を骨折していて、沖縄で走り込み中にも足をねんざ。
それでうまくいってなかったジムに連絡をしなかったら「失踪」「逃げた」となって試合も
キャンセルになったのだとか。
その後、1993年4月に復帰。
再び日本王座を獲得し、1996年8月に対戦できなかったWBC世界フライ級王者の勇利アルバチャコフ選手に
挑むも敗北。
1999年10月の試合を最後に現役を引退しました。
現役引退後は「ピューマ渡久地ボクシングジム」を開設しますが、現役時代からのパンチドランカー
が悪化、2016年から沖縄の実家に戻り療養を始めました。
記憶障害
2008年、渡久地さんはボクシング協会の理事会に参加していたとき
突如全身けいれんを起こし、椅子に座ったまま倒れ、病院に運ばれました。
脳梗塞の恐れがあったそうですが、精密検査の結果脳梗塞ではありませんでした、しかし
倒れたときの記憶がなかったのです。
その後もジムでの指導中に大きな発作を繰り返し、何度も倒れ
ジムの練習生の顔も覚えられなくなり、最初の発作の時で記憶は止まっていました。
記憶を奪った原因は「重積てんかん」
長時間のひきつけが多く、脳に酸素が送られずに脳細胞が数万単位で破壊されていたことがわかったのです。
現在は離婚した妻との間の25歳の長女が仕事を辞め面倒を見てくれているそうですが、長女と再開した時も
誰かわからず、時間がたつと家族と再会したことも忘れてしまうような症状なのだそうです。
逮捕
元プロボクサー傷害容疑 「ピューマ渡久地」逮捕https://t.co/AJbjQ9e4pC
→駐車場で口論になった男性の顔を殴ってけがをさせた
→容疑者は元日本フライ級王者で「ピューマ渡久地」のリングネームで活躍
→酒に酔った状態で男性が乗っていた車のボンネットを手でたたき口論に— 産経ニュース (@Sankei_news) July 2, 2019
2019年7月2日、渡久地さんは男性保育士の顔を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。
渡久地さんとこの男性に面識はなく、渡久地さんが酒に酔っている状態で男性の乗用車の
ボンネットをたたきトラブルになったのだとか。
ただ渡久地さんは容疑を否認しています。
きっとこの事件のことも忘れているのでしょう。
そこで今回、番組で緊急脳検査をするそうです。
衝撃の事実が判明するとか。
脳に異変が出ていたのかもしれません、どういう放送がされるのでしょうか。

家族も大変だね

つらいもんがあるよね
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