ボニー&クライドというカップルを知っていますか?
1930年代にアメリカで銀行強盗や殺人を繰り返し行ったカップルです。
凶悪な犯罪者なのですが、当時のアメリカは世界恐慌などで閉塞感が強く
新聞や民衆から英雄視されたりもしました。
そんなボニー&クライドのような犯罪を犯し、「現代のボニー&クライド」と言われたような
犯罪者カップルがいました。
5月28日放送の「世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル」で扱われるみたいですね。
そのカップルはどうなったのでしょう?
ボニー&クライドのこととともに調べてみました。

ボニー&クライドって映画化もされたよね

凶悪犯罪者なのに、ファンも多かったんでしょ
ボニー&クライド
1930年、ボニー・パーカーとギャングで窃盗を繰り返していたクライド・バロウが出会い、
クライドの危険な香りにボニーは一目ぼれしてしまいました。
出会った直後にクライドは逮捕され、2年間服役しますが出所後にすぐに犯罪を繰り返します。
クライドはボニーと再会するためにダラスに戻り、再会してからも強盗や殺人といった犯罪を繰り返し
いつしか犯罪集団「バロウ・ギャング」のリーダーとなっていました。
ボニーが逃走用の車で待機しているうちにクライドが強盗を働きボニーの車で逃亡と言った手口で
犯罪を繰り返し、当時は警察が犯罪者を追跡できるのは州内のみだったため犯罪を犯しては州の外へ
逃げるということを繰り返していたのです。
しかし、警察も黙っているわけはなくギャングの仲間も逮捕されていき、2人は追い詰められていきます。
1934年5月23日、ルイジアナ州ビヤンヴィル郡アーケディアの道路を走行中、テキサスレンジャーと州警察
併せて6人に待ち伏せされていたのです。
警官隊はサブマシンガンを連射し車にいた2人を射殺、ボニーは25歳クライドは23歳でした。
ボニーとクライドは金持ちばかりを標的にしていたので、大衆から共感を得ていて人気もあり
後に2人の波乱万丈の人生が映画になったり、舞台になったりすることになるのでした。
俺たちに明日はない
この2人をもとにした作品で一番有名なのは1967年の映画「俺たちに明日はない」でしょう。
配給会社ははじめ「B級映画」扱いをしていたそうですが、公開してみると思わぬ大ヒット。
アメリカン・ニューシネマの先駆的作品として有名で、反体制のアンチヒーロー的な作品の先駆け
でもありました。
アカデミー賞にも8部門でノミネートされ、撮影賞と助演女優賞を受賞。
1960年代を代表する映画となっています。
現代のボニー&クライド
現代のボニー&クライドと呼ばれたのは米国人カップル、クレイグ・プリチャート容疑者と
ノバ・ガスリー容疑者の二人です。
このカップルはボニー&クライドみたいに銀行強盗をして逃げ回っていたのですね。
2人が行なったのは1997年にテキサス、アリゾナ、ニューメキシコ、コロラドの4州での
銀行強盗。
2001年にFBIから国際指名手配されながらも逃げていましたが、逃亡先の南アフリカ共和国で
逮捕されたそうです。
ボニー&クライドと似ている点は銀行強盗をしてカップルで逃亡したということくらいでしょうか?
でもボニー&クライドは歴史に残る犯罪者ですから、比べるほどではないと思いますね。


似ている部分があったから現代のボニー&クライドって言われたんだね

まあ、現代の~とか~2世とかはそこまで話題にならない人が多い気がする
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