5月27日の「ガイアの夜明け」では
「世界に感謝される日本人 その後の物語」が
放送されます。
番組が追い続けてきた世界から感謝される日本人。
自ら開発した水をきれいにする浄化剤で
アフリカなどの発展途上国の人たちにも
安全な水を届けようとした中小企業の経営者。
この人は日本ポリグル株式会社の小田兼利社長でしょう。
水は人間にとって一番大事と言っても過言ではないでしょう。
そんな水を届ける会社。
どのような会社なのか少し調べてみました。

水は大切だもんね

綺麗な水が難しい場所もあるし
小田兼利
カンブリア宮殿 座右の銘(日本ポリグル会長・小田 兼利 氏)
毎週木曜夜10時
日本ポリグル会長・小田 兼利 氏 の座右の銘とは。pic.twitter.com/z1MFFbfsk0 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/cambria/zayu/post_88580/— テレ東BIZ (@txbiz_ondemand) May 13, 2015
小田兼利さんは1941年に熊本県に生まれます。
大阪大学を卒業後、カリフォルニア工科大学で
博士号を取得し
大阪金属工業(現・ダイキン工業)に入社。
入社後は専門誌に論文を出したりして
業界から評価も高かったのですが、上司と衝突し
独立し技術コンサルティング会社を起業
符号式のオートドアロックや光電マーク、電子油圧サーボ
航空機用デジタル角度計、マイラー自動巻取装置などを発明しています。
日本ポリグル
日本ポリグル 小田会長の講演。世界の人々に安全な水を届けるBOPビジネスについてお話されております。 pic.twitter.com/H3RtcAC6Tl
— See-D Contest (@seed_contest) June 16, 2013
小田さんは2002年に大阪で
日本ポリグル株式会社を設立。
1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに
水をきれいにする研究を始め、2000年に
画期的な浄化剤を開発しました。
その浄化剤「PGα21Ca」は納豆のねばねばの粘り成分など
体に安全なものを使ったもので
池の汚れた泥水をビーカーに入れそこに浄化剤を人さじ入れると
混ぜた後に汚れが固まり沈殿、きれいなうわ水が完成するのです。
途上国でのビジネス
IOMは日本の支援による #シエラレオネ での #防災 事業の一環で、洪水被害者が住むフリータウン近郊のマイル6に日本ポリグル社の浄水剤を活用した浄水施設を建設。政府とコミュニティに引き渡し、その後も4基を建設。公衆衛生の啓発と浄水施設管理の研修を同時に行っていますhttps://t.co/6BWOeHrlOu pic.twitter.com/LRCYyRUaRI
— 国際移住機関駐日事務所-IOMJapan (@IOMJapan) April 18, 2018
海外、特に途上国では泥水など汚れた水を使用している国も
少なくありません。
そこで小田さんは貧しい人たちのために安全な水を
作り出すため世界中をとび周っています。
海外に行くと小田さん本人がビーカーに泥水を入れ
浄化後に飲むという実験を行います。
それを見た現地の人は信用してくれるそうです。
井戸を掘るよりも安価で短期に水タンクを設置し
浄化剤の使い方を習得した現地スタッフが管理。
日本から持ち込むのは浄化剤のみでその価格も
水1000リットルに対し1ドルと安価です。
現地では訪問販売・集金を担当するポリグルレディと
水運搬・販売を担当するポリグルボーイが生まれ
雇用創出にもなっています。
現在は途上国の280万人以上に安全な水と
水ビジネスを提供しているそうです。


途上国でビジネス成功しているんだね

BOPビジネスだっけ?
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