【ブラタモリ】青森県の恐山にはイタコは普段いない?高齢化が進み消滅の危機に

TV番組

9月10日の「ブラタモリ」では

恐山~なぜ恐山で死者に会えると思うのか?~」が

放送されます。

 

タモリさん一行が今回向かう場所は青森県の恐山

日本3大霊場の一つと言われています。

「なぜ恐山で死者に会えると思うのか?」が

お題なのだそうです。

 

恐山といえば口寄せをするイタコ

思い浮かびませんか?

でも、イタコは普段は恐山にいないのだそうです。

 

今はイタコも高齢化が進み消滅の

危機なのだとか。

 

どういうことなのでしょう?

少し調べてみました。

 

イタコ

漫画とかで見ることがあるね

恐山

恐山(おそれざん)は青森県の東部の

下北半島の中央部にあります。

ただ、恐山という山はなく

宇曽利湖を囲む、釜臥山・大尽山・小尽山・北国山・屏風山・剣の山

地蔵山・鶏頭山の八峰を総称して恐山と呼ぶのだそうです。

 

比叡山、高野山と恐山で三大霊場と呼ばれてています。

恐山はとてもきれいな場所でパワースポットとしても

知られていて、観光客も多いですが

「あの世に最も近い場所」ということで慰霊に

訪れる人も多いです。

イタコ

イタコとは東北地方北部にいる

口寄せをする巫女の事です。

口寄せで死者の霊を降ろすイタコを

知っている人は多いでしょう。

 

イタコの起源は江戸時代までさかのぼり

山伏の妻が力を身に着け、弟子に

伝承をつないできたそうです。

 

ちなみに恐山でイタコの口寄せが行われるようになったのは

戦後からで期間は「大祭典」と「秋祭典」の期間のみ。

普段イタコの人たちは八戸などで暮らしていて

地元の中で活動しているのですね。

消滅の危機?

現在イタコの世界では高齢化が進んでいます。

 

明治時代初期の最盛期にはイタコは

500人ほどいたそうですが

2019年には青森県内で活動しているイタコは6人になり

現役のイタコで最年少の最後のイタコと呼ばれる

松田広子さんも50歳。

 

イタコが減少した理由は

衛生環境が良くなったこともあるそうです。

昭和の初めまでは東北地方の衛生は良くなく

伝染病が蔓延し、子供がはしかで失明することもありました。

 

子供の時に失明した女の子が付く職業の一つがイタコで

男の子は津軽三味線奏者だったそうです。

 

しかし、衛生環境もよくなり

失明する人は劇的に減少。

イタコは盲目でその術を弟子に口で伝えるため

その術を記した秘伝書みたいなものがなく

もしイタコが途絶えると2度と

再現できなくなるかもしれないとか。

 

イタコの数を急に増やすことは難しいともいますが

どうにか途絶えないで文化として残ってほしいですね。

 

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ちょっと一言

難しい問題だよね

他でも後継ぎ問題とかあるもんね

コメント