ボクシング。
最近では井上尚弥選手の強さが話題となっていますね。
井上選手のトレーナーはお父さんの井上真吾さんが勤めています。
6月3日放送の「激レアさんを連れてきた」ではアイドル好きの普通のOLが
ボクシングトレーナーとなり、チャンピオンを生み出すという話をされるそうです。
普通のOKからボクシングのトレーナーに転向というだけでも物語がありそうなのですが
そこでチャンピオンも生まれるというのはまたすごいお話ですね。
ではその人はどのような人なのでしょうか?
チャンピオンとは?なども含めて少し調べてみました。

すごい、転向だね

ボクシングが好きだったのかな?
赤坂由美子
ボクシングの素人からトレーナーに転向したという女性は赤坂由美子さん。
お父さんの赤坂義昭さんは元プロボクサーで日本ミドル級チャンピオンを獲得したほどの選手でした。
そのお父さんが協栄札幌赤坂ボクシングジムを1986年、札幌市に開設します。
しかし、脳梗塞のために倒れてしまったのです。
そこでOLをしていた娘さんの由美子さんが悩んだ末、20代半ばでボクシングジムを継ぐことになりました。
初めのうちはジムの留守番や電話番をしていればいいかな、くらいの軽い気持ちだったそうです。
それから、自分が教える場合にはどうすればいいか考えるようになり
競技経験がないのでまずは情報収集というところに行きつきます。
そこで実際の試合やビデオで試合を観戦し、そこからの分析、自分の体での確認作業を
繰り返すようになりました。
そうやって徐々にスイッチが入っていく中で本気になっていったのは、高いところを
目指し、ジムに入門してくる子たちに触発されたからだとか。
その中には後のチャンピオンも。
おいていかれないために自分は常に一歩先に行かなければ、と技術を身に着け
トレーナーとしての自分を作っていったのです。
畠山昌人
11月4日!!
第75回東日本新人王!!
優勝!!
若木 忍!!(北海道畠山ジム)
北海道内では30年以上振りとなる東日本新人王を獲得することができました!!
ジム創設4年目、プロ加盟2年目にして、ついに初タイトルを獲得することができました!!
皆様応援ありがとうございました!!! pic.twitter.com/sj6PXB6bUh
— 畠山昌人 (@KOTONIAlfonsina) 2018年11月5日
チャンピオンになった選手とは畠山昌人選手。
高校3年生の時に協栄札幌赤坂ボクシングジム所属でプロデビューしました。
強くなりたい気持ちが人一倍強く赤坂トレーナーと二人三脚でつき進んでいきます。
そして、2002年11月11日。
12戦目で北野隼選手に判定勝ちを収め、日本ライトフライ級王者となったのです。
このチャンピオン誕生は女性トレーナー初、北海道のジム初という記録づくめでもありました。
その後畠山選手は2005年に網膜剥離が発覚し引退することになりましたが、それまでに4度の防衛に
成功しています。

その後
赤坂由美子さんは協栄札幌赤坂ボクシングジムのマネージャーをしています。
畠山昌人選手は引退後、9年間協栄札幌赤坂ボクシングジムのトレーナーを9年間務めたのち独立
2014年に北海道畠山ボクシングジムを開いています。
2018年には東日本新人王を輩出、これからもどんどんいい選手が生まれることでしょう。。
赤坂さんと畠山さんの二人の実話をもとにした小説も「無敵の二人」として発売されています。


いいコンビだったんだね

これからの活躍にも期待だね
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