4月21日の「 1億人の大質問!?笑ってコラえて!2時間SP」では
「日本列島ちょっと昔の旅」で
岡本太郎さんの最高傑作を蘇らせた修復家の人が登場するそうです。
岡本太郎さんといえば日本が生んだ大芸術家。
「芸術は爆発だ」という言葉は有名ですね。
その岡本太郎さんの最高傑作のひとつともいわれる渋谷駅の巨大壁画「明日の神話」は
瓦礫として処分される予定でしたが、あるスゴイ修復家により救われることになったそうです。
なにがあったのでしょう?少し調べてみました。

ボロボロだったのかな?

すごい作品だから処分されなくてよかった
岡本太郎
【本日より #岡本太郎の食 展、開催!】
太郎さんは食の場を意識したインダストリアル作品のデザイン、書が躍る大皿や顔のある茶器などの一風変わった陶芸作品も手掛けました。
本展では人生、芸術、そして食べることもまた戦いだと考えていた太郎さんの作品を「食」という視点から読みときます🍚🤔💭 pic.twitter.com/FEFi71pXHv— 川崎市岡本太郎美術館 (@taromuseum) April 15, 2021
岡本太郎さんは1911年に神奈川県に生まれます。
東京美術学校退学後、両親とともにフランスに渡り
両親の帰国後もフランスのパリに残り、パリ大学に進学。
1940年に帰国するまでパリでフランス語を磨き、哲学、心理学、美術を学びます。
戦後、1947年に二科会の会員となり画家としての活動を再開。
1970年には大阪万博のテーマ・プロデューサーとなり太陽の塔を発表。
1989年にはフランス政府より芸術文化勲章受章し
1996年、岡本太郎さんは84歳で生涯の幕を閉じました。

明日の神話
来週共用開始の渋谷駅西口仮設通路、「明日の神話」の下の通路がついにお目見えしました! pic.twitter.com/LMQeedpUS5
— Shibuya Archives (@ShibuyaArchives) September 19, 2020
現在渋谷駅で公開されている巨大壁画「明日の神話」は
1968年から作成された岡本太郎さんの作品で「太陽の塔」とともに岡本さんの
代表作の一つでもあります。
メキシコで建設中のホテルのためにメキシコで制作されましたが
ホテルが建設中止となり「明日の神話」は行方不明となってしまいました。
発見されたのは2003年。
メキシコの倉庫で発見されましたが、発見から半年後には
「明日の神話」は屋根のないところに保管されていて、ひびが入り劣化も進んでいる状態でした。
吉村絵美留
【FromStaff】今回の「こころふれあい紀行」は、7月のOAで訪れた絵画修復家の吉村絵美留さんのアトリエを再訪。久々の再会を喜びつつ、今回も興味深いお話を沢山聞かせていただきました。日曜あさ9:00〜よりBS-TBSにて放送です♪ pic.twitter.com/nIAarijIWg
— ジャー・パンファン(賈鵬芳) (@jiapengfang) November 15, 2014
「明日の神話」を探していた人は岡本太郎さんの奥さん敏子さんです。
敏子さんは岡本太郎さんの作品を130点以上よみがえらせている
絵画修復家の吉村絵美留(よしむらえみいる)さんの修復を見る機会があり
「明日の神話」の修復も依頼。
再生プロジェクトを立ち上げ、メキシコから100個以上に分かれた壁画の断片を日本に船で移送。
一年以上かけ修復を行いました。
美術館などで公開されたのち、2008年より渋谷駅で一般公開されています。


芸術が身近に感じられていいね

大切にしないとね
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