9月14日の「ワールド極限ミステリー」では
「日本の人気観光地でクマが登山客を襲った
地元の人々が命かけ戦い死者ゼロに!勇気と感動実話」が
が放送されます。
2009年にその事件は起きました。
場所は岐阜県と長野県の県境に位置する乗鞍岳。
ツキノワグマが出現し、登山客を襲い始めたのです。
人々が集まっているバスターミナルにもクマは来て
現場は大混乱。
なんとか現地の人たちの協力もあり
死者は出なかったようですが
どのような事件だったのでしょう?
少し調べてみました。

クマかあ

今は巨大クマOSO18も話題になっているね
乗鞍岳
乗鞍岳畳平
風が強いし寒過ぎる… pic.twitter.com/tHsMAy8sBu— 59tmr@400X (@mshr59tmr) September 5, 2022
乗鞍岳(のりくらだけ)は
標高3026メートルの剣ケ峰を主峰とする23の峰と7つの湖
8の平原からなり長野県松本市と岐阜県高山市にまたがっていて
登りやすい山としても有名です。
そんな乗鞍岳で2009年にある事件が起きます。
9月19日は3連休の土曜日で登山客や観光客でにぎわっていました。
乗鞍岳畳平には畳平バスターミナルがあります。
ここは標高2702メートルの場所にある日本で
一番高い場所にあるバスターミナルです。
午後2時過ぎ、人でにぎわうバスターミナルに
1匹のツキノワグマが駆け下りてきました。
ツキノワグマの襲撃
「岐阜県・大黒岳(乗鞍)5」、山頂より西側を眺めると、魔王岳2763m、その奥、峰続きの恵比寿岳2831mが間近に展望出来できるが高山方面の視界を遮る。眼下左手には乗鞍スカイラインの終点、畳平バスターミナルや鶴ヶ池、その奥のお花畑めぐりの遊歩道も一望だ。ライチョウに合えなかったのが残念だ。 pic.twitter.com/cbGnlI2awc
— 田神晋吾 (@kumatax) October 6, 2019
駆け下りてきたクマはバスに接触したり
鉄柵に挟まったりして興奮。
そのクマはどんどん登山客を襲います。
夫婦で来ていた68歳の男性は引っかかれ重傷を負い
66歳の男性はクマに襲われそうになっていた女性を助けようと
クマを持っていた杖でたたいたところ
反撃にあい、片目と上の歯を失ってしまいました。
そのころバスターミナルの側にある山小屋「銀嶺荘」のオーナー
の男性がこのことに気付き、周りの人たちにバスや建物への避難を呼びかけ
手を叩いたり大声を上げてクマの注意を惹きます。
オーナーが山小屋に逃げ込もうとしたとき
従業員が襲われたので再び自分に注目させるため
大きな音を立てると次はオーナーが襲われ
オーナーの長男がクマを蹴り上げ救出。
オーナーは命を失わずに済みましたが
120針を縫う大けがを負っています。
そこから軽トラックがクラクションを鳴らしながら
間に入ったため熊の標的は軽トラックとなり
その間に負傷者を臨時の救護所に移動させました。
クマは100人ほどが避難しているバスターミナルに
椅子などのバリケードを突破し侵入。
中は大混乱となり、従業員たちは椅子やモップ、消火器などで対応しましたが
数人がクマに襲われ傷をおっています。
クマは最後には売店コーナーに逃げ込んだため
従業員がシャッターを下ろしクマを閉じ込め
夕方に到着した猟友会により射殺されました。
この事件では負傷者は10人にもおよび
そのうちの3人が重傷を負っています。
なぜ人を襲った?
なぜクマは人を襲ったのでしょう?
乗鞍岳ではクマはたびたび目撃されていましたが
クマも人間を恐れるため、近づいてくることは
なかったそうです。
ただ今回のクマは興奮して人の中に
飛び込んできました。
バスターミナルより上の方で人間と出会い
人間が大声を出すなどしたため
驚いたクマは斜面を駆け下り、バスターミナルのほうに
突っ込んだのでは?と言われているようです。
クマもパニックだったのですね。
そのためクマにとっても人間にとっても不幸な出来事が
起きてしまいました。


偶発的に起こることがあるんだろうね

クマが市街地に現れたとかのニュースもあるしね
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