スター・ウォーズといえばだれもが知る映画。
見たことがない人でも名前を聞いたことがない人はいないのではないでしょうか?
最初の作品は1977年なので40年以上もの歴史があるのですね。
1月27日放送の「逆転人生」では「スター・ウォーズのCGを手がけた脱サラ証券マン」
としてスター・ウォーズ最新作「スカイウォーカーの夜明け」の
CGを手掛けている成田昌隆さんが登場します。
成田さんは45歳で証券マンから脱サラし苦難の末に
ハリウッドのトップCGアーティストに登りつめたのだとか。
どのような経緯でスターウォーズのCGをてがけられるようになったのでしょう?
少し調べてみました。

夢だったのかな?

覚悟もすごいね
成田昌隆
この番組に登場する成田昌隆さんは、2004年にタミヤアメリカで開催されたコンテストで最優秀作品賞を受賞。その後CGアーティストに転身され、数々の映画制作の現場で活躍されています。模型製作の技術がどの様に活かされているのか?楽しみですね! https://t.co/rJJq5c5QPu
— タミヤ (@tamiyainc) January 20, 2020
成田昌隆さんは1963年に愛知県扶桑町で生まれました。
幼いころは怪獣映画である「ゴジラ」や特撮の「ウルトラマン」に夢中だったそうです。
映画好きだった成田さんは高校生のころに見た映画に衝撃を受けます。
高校一年生の時に見た「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、スターウォーズの第一作目です。
ただ、当時は映画を職業にする発想はなかったそうですね。
名古屋大学工学部電気学科を卒業後、NECへ入社します。
NECでは衛星通信の電子回路やファームウェアの開発をおこないました。
日興証券へ転職後はIT部門に配属。
IT部門で才能を発揮すると1993年にアメリカのシリコンバレーの支社に転勤となります。
1995年にはある映画との出会いが待っていました。
トイ・ストーリー
1995年の映画「トイ・ストーリー」は世界初のフルCG長編アニメーションです。
成田さんは映画を見た後に感動してエンドクレジットを見るとそこには小西園子さんという日本人の名前があり
素晴らしい映画を作る人の中に日本人がいると衝撃を受けたのです。
もしかしたら自分も映画の世界に入れるかもしれないと思い
ソフトウエアを自腹で購入し、独学で3Dの技術を習得。
技術を磨き映画「シュレック」を作った会社から声がかかりますが
父親が亡くなったり娘が生まれたり就労ビザがおりなかったりしたこともあり
一度は夢をあきらめようとしました。
2008年、リーマンショックなどの影響もあり帰国をしなければならなくなります。
しかし、知人がドリームワークスに入社支社内を見学させてもらったところ
夢をあきらめきれず、45歳で証券会社を辞め専門学校に入りCGの視覚効果などを勉強しなおしたのです。
現在
1年後の2009年に成田さんは自動車のCMのモデラ―としてハリウッドでデビューします。
2010年には「エルム街の悪夢」で映画に初参加。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」や「アイアンマン3」などいくつかの映画を経て
2013年にルーカス・フィルムのVFX部門であるILM(Industrial Light & Magic)へ参加します。
スターウォーズシリーズには2015年の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」から参加しています。


プラモデルの全米チャンピオンでもあるんだよね

息子と遊んでいたらはまってしまいチャンピオンになったんだって
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