1月22日の「ストーリーズ」では
「事件の涙▽あなたがいなくなって~視覚障害者 駅ホーム転落事故~」が
放送されます。
視覚障害者の夫婦がお互いを支えあって暮らしていましたが
11年前の2011年、夫が妻の目の前で駅のホームに転落。
電車にはねられ帰らぬ人になってしまったのです。
この事故はニュースなどで大きく報じられ
駅へのホームドア設置の議論にもなったそうです。
ホームドアも当時よりは増えましたが
まだまだみたいですね。
どういう問題があるのでしょう?
すこし調べてみました。

地方だとほとんど見かけないもんね

全部の駅には無理なんじゃない?
2011年の事故
【NHKニュース】 #nhk_news
悦子さん 転落事故10年 死亡男性の妻 安全対策進むこと願う:10年前の1月16日、JR山手線の目白駅で視覚障害者の男性がホームから転落し、電車にはねられて亡くなりました。男性の妻が現場を訪れ、ホームの安全対策が進むことを願って手を合わせまし… https://t.co/5RvGAweX1e pic.twitter.com/S94lxVEiyt— 風bot (@BotSaigai) January 16, 2021
2011年1月16日、東京都豊島区のJR山手線目白駅。
全盲の夫婦武井視良さんと妻の悦子さんは
新年会の帰り内回り電車に乗車中、下車駅である大塚駅を
を乗り過ごしてしまいます。
そこで2駅先の同じホームで内外回りの山手線乗り換えができる
目白駅で下車しました。
ホームの反対側の外回り線に乗り換えようとしたとき
視良さんが誤ってホームに転落、電車にひかれて
亡くなってしまったのです。
ホームには幅約30センチの点字ブロックがあったが
ホームドアはなく、悦子さんが視良さんのリュックをつかみ
歩いていましたが、「危ない」の声が聞こえた直後に
リュックは急に下に落ちたそうです。
ブラインドテニス
音たよりにプレー ブラインドテニスで交流会 神戸:https://t.co/itZuxkNVnp pic.twitter.com/yQkw9SUQcl
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) June 9, 2018
事故によりなくなってしまった武井視良さんは
ブラインドテニスの考案者でした。
1984年、埼玉県立盲学校で学んでいた武井さんは
テニスがしたいという夢を抱き
音の出るボールの研究を始めます。
あるとき、スポンジでできたボールの存在を知り
武井さんはそのスポンジボールを買い、半分に割った後
音が鳴る盲人用の卓球のボールを入れてみました。
その後、武井さんが考えたボールが採用され
1990年に第一回ブラインドテニスの大会が
開催されることとなりました。
事故後
目白駅ホームドア、今日から連携開始しています。この駅は学生が多く利用している駅でもあります。これで転落事故が少なくなると考えると、想いは一塩です。 pic.twitter.com/Hn26JMsH0O
— ふらP@は外の世界を欲してる (@furatty_chan78K) November 8, 2013
事故後、奥さんの悦子さんは心を閉ざした時期も
ありましたが、現在は鉄道事故を無くすための運動をしています。
事故があった目白駅ではすぐに点字ブロックの張替えが行われ
2013年11月にホームドアの運用も始まりました。
ただ昔似比べてホームドアの設置も進んでいますが
その数はまだまだ。
やはり費用の問題が大きいのでしょう。
それにいろいろな車両が運用されているケースもあり
ホームドアと列車の入り口を合わせるのも大変なのだとか。
難しい問題ですが
事故を減らすためにもホームドアは設置してほしいですね。


こっちではほとんど見ないなあ

人が多い駅からだろうしね
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