3月21日の「ダーウィンが来た!」では
「大調査!知ってびっくりメダカの秘密」が放送されます。
メダカはいろいろな形や色に品種改良され飼育ブームとなっているそうです。
その反面、野生のメダカは数が激減していて絶滅危惧種なのだとか。
メダカといえば昔は身近な存在でした。
田んぼを覗くとメダカが泳いでいて、「めだかの学校」という童謡や
「めだかの兄弟」といった曲もありますね。
では、なぜメダカは絶滅危惧種になってしまったのでしょう?
少し調べてみました。

数が減っているっていうのは聞いたことがあるなあ

環境の変化?
メダカ
我が家のメダカ、屋外飼育始めて3年位です。昨年の稚魚も育ち、親メダカと一緒に元気に泳いでます。どうにか冬を越せほっとしました。 pic.twitter.com/3mxE3ucuVg
— 風びと (@kaze_bito051) March 14, 2021
メダカはダツ目メダカ科メダカ属に分類される淡水魚です。
体調は最大でもオスで3センチ、メスで3.5センチ程度。
日本で一番小さな淡水魚なんです。
メダカは水田や水路など人里近いところに生息しているため
昔から親しまれてきました。
しかし、現在は野生のメダカの数も減ってきていて
1999年には環境庁によって絶滅危惧種2類に指定されています。
数が減った理由
祖父が地元の田んぼの用水路から野生のメダカを取ってきてくれた!…けどそのうちの2匹はヒカリ体型で祖父によると赤のメダカも泳いていたそうだ。地元の野生のメダカも遺伝子汚染が進んでいるな… これ以上メダカの放流がされなくなるのを願いたい pic.twitter.com/ySjHonP2R2
— メダカ竜 (@medakaryu) May 7, 2014
野生のメダカの数が激減した理由は環境の変化が大きいようです。
環境が整備されたことにより、用水路と水田が分離され
今までは水田で産卵し成長して用水路に戻っていたメダカですが
行き来をすることができなくなったそうです。
他にも外来種の影響もあります。
ブラックバスやブルーギル、カダヤシなどの外来種はすさまじい繁殖力で
メダカを食べたりメダカの卵を食べたりするため
メダカの数も激減していきました。
対策は?
藤沢メダカってご存じですか? 絶滅したとみられていましたが、1995年に飼育している方が見つかって、繁殖が進められてきました。ただ、飼育状態が続くと「野生の遺伝子が消滅する」そうで、もといた溜め池への放流が20日におこなわれました。あすの神奈川版で保存活動をご紹介しています。 pic.twitter.com/0dZUlB7OtF
— 朝日新聞横浜総局 カモベイ (@asahi_yokohama) November 20, 2016
野生のメダカを復活させるには生息地の保護が必要です。
外来種を駆除したり、水辺の自然環境を再現する「ビオトーブ」を作り
その地域をメダカを放つということもあるそうです。
日本人にはなじみが深いメダカ。
昔みたいに各地で見かけられる日が来るといいですね。


昔ながらの水田が減っているということもあるんだね

近所にメダカがいる生活はいいよね
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