2月3日放送の「世界まる見え!テレビ特捜部」では両手足を失った登山家が
マッターホルンの絶壁に挑むが放送されます。
マッターホルンとはアルプス山脈に属する山で登山家から人気はもちろんのこと
スイスの観光名所としても有名です。
そのマッターホルンに両手両足御失いながら挑んだ登山家がいたということ。
誰がどうやって挑んだのでしょうか?そして結果は?
少し調べてみました。

どうやって登ったんだろうね?

すごい努力が必要だよ
マッターホルン
マッターホルンの頂と美しい夜空の眺めです。スイスとイタリアの国境に位置する、標高4478mのアルプスの山。マッターホルンとはドイツ語で牧草地を表す「matt」と、山頂を表す「horn」に由来しています。#格安航空券 pic.twitter.com/sxaRpSYGun
— 【絶景】こんなにも美しい地球 (@zekkei_chikyu) December 24, 2019
マッターホルンはヨーロッパのアルプス山脈中の高峰でスイスとイタリアの国境に位置しています。
標高は4478メートル。
マッターホルンの切り立った北壁は、アイガーとグランド・ジョラスと合わせて三大北壁と
呼ばれているそうです。
マッターホルンの登山は人気ですが、経験不足の人の事故が相次いだため
地元ガイドの人たちは登山希望者に登山の基礎能力を試すテストトライアルを義務付けているのだとか。
登山初心者の人と登るとガイドの人にも危険が及ぶことになるからでしょう。
ジェイミー・アンドリュー
スコットランド出身の登山家、ジェイミー・アンドリューさんは21年前の登山で事故にあいました。
フランスアルプスのレ・ドロワットの北壁で嵐に遭遇。
両脚のひざから下、両腕のひじから先の切断を余儀なくされ、登山のパ-トナーだった
ジェイミー・フィッシャーサンもこの時に亡くなってしまったのです。
両手両足を凍傷で失ってしまったジェイミー・アンドリューさんですが
登山への情熱だけは失われませんでした。
退院から3か月後には義手や義足でランニングやスキーなどのトレーニングを始めたのですね。
その後もキリマンジャロ山やアルプスの山々の登頂に成功。
2011年からはマッターホルン制覇に向けトレーニングを開始しました。
マッターホルン登頂
マッターホルンは五体満足の登山家にとっても難しい山なのでジェイミー・アンドリューさんも
入念な準備とトレーニングを数年かけて重ねました。
登山の際には義足のみで義手はつけなかったそうです。
その理由は義手は物をつかめないので邪魔になるから、ロープにつかまるときは腕の残っている部分を使います。
ジェイミー・アンドリューさんは2人の山岳ガイドを伴い、ベースキャンプから山頂まで6時間かけて登り
山頂からべースキャンプまで下山するのに6時間半かかりました。
これは平均的な登山より5時間ほど長いのだとか。
アンドリューさんは2016年8月にマッキンリー登頂に成功しました。
証明することはできませんが、マッターホルンに登頂した最初の四肢切断者という自負があるようです。


大変な努力だったんだろうね

ほんと、すごいよ!
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