【ダークサイドミステリー】東ヨーロッパの吸血鬼伝説の正体とは?女帝マリア・テレジアが解決?

TV番組

4月12日の「ダークサイドミステリー」では

永遠の命!?吸血鬼伝説の真相 人類は天敵に勝てるか?」が

放送されます。

 

漫画や映画などで有名な吸血鬼

実は吸血鬼が実際に人を襲ったという記録も

残っているのだとか。

 

墓場からよみがえり人々を襲う吸血鬼。

なんだかゾンビみたいですね。

 

この吸血鬼問題に立ち向かったのが

マリー・アントワネットの母、女帝マリア・テレジア

吸血鬼の正体は何だったのでしょう?

すこし調べてみました。

 

お墓から出てくるの?

棺桶から出るイメージだなあ

マリアテレジア

マリア・テレジアは18世紀中ごろのオーストリア大公妃で

ハプスブルク家の女帝です。

オーストリア帝国の中央集権化を図り

色々な面で近代化を進めてきました。

 

オーストリアでは国母とあがめられていて

マリー・アントワネットの母親としても有名です。

吸血鬼への対処

東ヨーロッパでは吸血鬼の伝説が残っています。

吸血鬼として蘇らないように、遺体の心臓に杭を打ったり

頭蓋骨を切り離したもしていたのだとか。

 

1725年、オーストリアの首都ウィーンに

ある報告が届きました。

それはセルビアのキソロヴァという村の出来事で

村人が4人も怪死。

しかも死ぬ前に「1か月前に事故で死んだ男に首を絞められた」と

証言していたことから吸血鬼の仕業と噂されました。

その死んだ男の墓を掘り返すと死体は腐っていなくて

耳や鼻から血が流れ爪も生え変わっていたため

胸に杭を打つと断末魔を上げたそうです。

 

世間では吸血鬼論争が繰り広げられる中

マリア・テレジアが立ち上がりました。

 

侍医であるゲラルド・ファン・スウィーテン率いる

吸血鬼調査隊を派遣したのです。

吸血鬼の正体は?

調査隊は吸血鬼伝説の残る村を訪れ

遺体を掘り起こし調査しました。

 

その結果、死体の腐敗は地上より地中のほうがはるかに

遅いことを突き止めました。

 

耳や鼻からの血は肺の血管の血液が器官から

染み出てきたものの可能性が高く

体の細胞が死に絶えるのは時間がかかるので

普通に亡くなった後も爪や髪が伸びることがあるのだそうです。

断末魔は体にたまっていたガスが抜けた音と言われていますね

 

また調査隊は犠牲者が「吸血鬼に首を絞められた」と

言っていたことにも注目。

犠牲者は胸の病気だったのではと憶測しました。

 

当時はまだ現在ほど判明していないことも多く

わからないことが起こると吸血鬼のような超自然の力の

せいにしていたのですね。

その報告を受けたマリア・テレジアは

1755年に「ヴァンパイア魔法魔女など迷信に基づく行為を禁止する法令

をだしました。

 

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ちょっと一言

わからないものは不安になるしね

病気とかも悪魔の仕業とか思われていたんだろうね

 

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