7月20日の「世界の何だコレ!?ミステリー2時間SP」では
「世界のナゾ動画!現場直撃/未解決事件」が
放送されます。
その中で「ドイツで約200年語り継がれる未解決事件!
突然町に現れ…衝撃の過去を語り始めた謎の男カスパー・ハウザー」が
紹介されるようです。
200年以上語り継がれているとは昔の話。
そんなにも長い間未解決になっているカスパー・ハウザーとは
何者なのでしょう?
少し調べてみました。

200年前だったら日本だと江戸時代?

何があったのかな?
カスパー・ハウザー
今日5/26が何の日かといえば、世界史に残るドイツ激謎人物カスパー・ハウザーが、1828年にニュルンベルクで「発見」された日だったりします。
ウムム。 pic.twitter.com/xHiakZFdde— マライ・メントライン@職業はドイツ人 (@marei_de_pon) May 25, 2020
1828年、バイエルン王国ニュルンベルク(現在のドイツ)で
身元不明の男性が発見されます。
1828年といえば日本は江戸時代。
シーボルト台風で大きな被害をもたらされた年です。
その男性は16歳くらいでしたが
ろくに話すこともできず、身元もわからず
彼に気付いた人が質問してもうまくえられませんでした。
ただ、ヴェッセニヒ大尉宛の手紙を持っていたため
ヴェッセニヒ大尉の元へ連れて行きましたが
大尉は心当たりがなかったため
警察に連れて行きます。
そこで紙と鉛筆を渡されるとカスパー・ハウザーという
名前を書いて見せたのです。

教育
カスパー・ハウザーと名乗る少年は
長く地下牢に幽閉されていて、いつも座ったままで
水とパン、おもちゃを与えられ生活していたようで
普通の生活の常識などは身についていませんでした。
カスパー・ハウザーは世間の注目を浴びることとなり
保護された後は、アンスバッハの法律学者フォイエルバッハに
引き取られ教育を受けます。
学校にも通うようになり、社会生活の常識も
身に着けていき、生い立ちも少しずつ語るように
なっていきました。
暗殺 正体は謎のまま
カスパー・ハウザーの謎
19世紀ドイツで16年間幽閉された男(実在した人物)がやがて社会との交流を持つが…
アルジャーノンに花束を的に、学ぶ事で愛や憎しみなど覚えるのかと思いきや😱
ヘルツォーク、キンスキーのコンビに見られる狂気に満ちていく作品とは逆に、社会と繋がる
狂気はどこだ‼ pic.twitter.com/SsbhzePKEg
— アラアラ (@aki_don27) September 1, 2020
カスパー・ハウザーは自分のことを語りだしますが
1838年、その詳細を語る前に謎の男に暗殺されてしまいました。
バイエルン国王が犯人逮捕に賞金を懸けましたが
犯人は捕まらず
カスパー・ハウザーの正体は謎のまま。
そのため、出自がナポレオン1世やバーデン大公カール・フリードリヒの
子などと噂され、相続の争いのために幽閉されていたなども
言われているようです。
現在の研究でもその正体は分からず
カスパー・ハウザーは映画、音楽、文学と
など様々な分野で取り上げられています。


謎なんだ

わからないと興味が湧くもんね
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