1月15日の「世界ふしぎ発見!」では
「古代ローマ×日本
時空と海を越えたポンペイミステリー」が放送されます。
イタリアの世界遺産、ポンペイ。
ローマ帝国の街として栄えていたポンペイですが
火山の大噴火により一日足らずで火山灰の下に。
火山灰の下では当時の生活の様子がそのまま残っていて
観光地になっています。
そんなポンペイの様な場所が日本にもあるのだとか。
火山に埋もれたタイムカプセル。
そこは群馬県嬬恋村鎌原地区です。
どういうところなのでしょう?
すこし調べてみました。

日本のポンペイ?

火山に埋もれたの?
ポンペイ
2022年は、1997年にポンペイ及び周辺の遺跡地域が世界遺産登録されてから25年となる節目の年です。
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明日(1/5)からです‼️
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▶️https://t.co/a86D28Bo0o🌋特別展「ポンペイ」
🗓️2022.1.14~4.3
🗾東京国立博物館開幕まで🔟日😆 pic.twitter.com/FloQqX6amn
— 特別展「ポンペイ」 (@pompeii2022) January 4, 2022
ポンペイはイタリアのナポリの近郊にあった
都市です。
ローマ帝国の商業区、貴族の避暑地として栄えてきましたが
西暦79年に起きたヴェスビオ火山の大噴火に
よる火砕流で厚さ6mの火山灰の下になってしまいました。
当時2万人ほどいたうちの逃げ遅れた2千人が
犠牲になったと言われています。
その後、18世紀にはいると本格的に発掘され
当時の街並みや壁画などの美術品が当時に近い姿で
見つかり
1997年に世界遺産に登録されました。

群馬県嬬恋村鎌原地区
鎌原村さんありがとう🙇
次の目的地へ#鎌原観音 #鎌原村 pic.twitter.com/Fi10eRgdwJ— あꉂらꉂき (@ARK51_) October 26, 2020
日本のポンペイと呼ばれているのは
群馬県嬬恋村鎌原地区です。
1783年に起きた浅間山の大噴火。
天明の大噴火と呼ばれている噴火ですね。
この浅間山の噴火により起きた泥流で
この場所にあった鎌原村の大部分が埋まってしまい
152戸が飲み込まれて477名が亡くなってしまいました。
この場所では現在も発掘調査が行われていて
埋没家屋や生活用品などが確認されています。
鎌原観音堂
鎌原観音堂
群馬県嬬恋村鎌原浅間山関連できたならこちらにも参拝を。
天明の大噴火で火砕流で鎌原村が壊滅した時にこの観音堂だけ高台にあって難を逃れたという所です。
石段の最下段には避難が間に合わず生き埋めになった親子が発掘されています。赤い橋の下が発見された現場です。南無。 pic.twitter.com/nOg5k3uEqp— DOM@積雪地戦仕様 (@phobosdom) September 15, 2018
鎌原村の高台には鎌原観音堂があり
この観音堂にいた人と村外に逃げた人合わせて
93人がい生き残ったと言われています。
この観音堂へ続く石段は現在は15段。
しかしもっと長かったとの言い伝えもあり
発掘調査ではさらに35段分が発見され
石段の下の方で女性2名の遺体も発見されています。
どうやら親子のようで娘さんがお母さんを
背負って逃げる途中に泥流に巻き込まれて
しまったのでしょう。
50段まであった石段が埋まってしまい
15段となったことは災害の大きさを
実感させてくれます。


逃げ遅れたんだね

すごいスピードで襲ってきたんだろうな
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