1970年代に実験で使用された海底ハウスを発見!閉鎖から約40年

時事

ニュースを見ていると静岡県沼津市の内浦湾に海底ハウスの上部構造が発見されたというものがあ

りました。

海底ハウス。。

そういうものがあったのですね。

響きから言うと海底で生活できる家、それが40年くらい前にあったなんて驚きです。

なんでも水族館のスタッフが当時を知る人の話を聞いて、探し当てたそうですよ。

便器やテレビなど生活用品も残っていたみたいで。

現在は魚礁として再利用されていますが、場所はわからなくなっていたようです。

 

この海底ハウスとはどのようなものだったのでしょうか?

当時のことなど少し調べてみました。

 

こういうものがあったんだね

なんかロマンを感じるよね

 

1968年

海底ハウスの第一号「海底ハウス歩号1世」ができたのは1968年。

どのような時代だったのでしょう?

昭和でいうと43年、メキシコオリンピックが開催された年です。

芸能人では吉永小百合さんや舟木一夫さんが人気があったようですね。

この年は週刊少年ジャンプが創刊されたり、おもちゃの「人生ゲーム」が発売されたり

深夜ラジオ番組「オールナイトニッポン」が開始されたりと

現在も続いているものが始まった年でもあります。

 

当時はベトナム戦争が続いていて、学生運動が盛んだった時代でもありました。

 

海底ハウスとは?

1960年代から1970年代にかけて、世界各国で海底居住施設の実験が開始されました。

当時は宇宙に進出したり、海底に進出したり科学の発展により各地に進出していたのでしょう。

日本でみかん農家の田中和栄さんが200万円かけて作った鋼鉄製の海中ハウスが

海底ハウス歩号1世」です。

海底10メートルの地点に沈め、7日間の実験生活を行い成功しました。

広くはないですが最大7人までは入れ、中にはトイレにシャワー室にテレビも。

このことはいろいろなテレビ番組や雑誌で報じられています。

3年3か月の実験を終えた現在は船の科学館の展示物の一つです。

 

1974年には大型の海底ハウス「歩号2世」が完成。

この2世は一般公開もされましたが、1976年にハウスから戻るときに

人が死亡してしまう事故があり、閉鎖されてしまいました。

これが今回、再発見されたのですね。

 

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海底居住区の現在は?

一時期流行った海底居住施設ですが、建設や維持のコストがかかること

施設に居住した場合と潜った場合であまり得られる成果に変わりはなく、費用対効果が悪いこと

などからすたれていくことになります。

海中だから錆びたり、圧力がかかってその分頑丈に作らないといけないですし

そんなにしてまで海中に家を作るメリットがなかったのでしょうね。

 

ただ、海底には謎が数えきれないほどあります。

いつか深海に居住区を作って探索の拠点にする計画が練られるかもしれません。

コストが研究成果に見合うくらいになれば実現するでしょう。

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ちょっと一言

海底もロマンだね

宇宙と海底、どっちが早く人が住めるようになるのかな?

 

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