【池上ワールド】1982年のホテルニュージャパン火災の原因とは?

TV番組

1982年2月、日本中を驚かせる大きな事件が発生しました。

それはホテルニュージャパンの火災

史上最悪の人災とも呼ばれる大火災で、33人もの人が亡くなる大惨事となりました。

 

10月7日の「池上ワールド 日本中が驚いた大事件SP」で放送されるようですね。

では、この有名なホテルでどのようなことがあったのでしょう?

少し調べてみました。

何で大勢の犠牲者が出たの?

通報が遅れたとか?

1982年

1982年は昭和57年。

この時代の総理大臣は鈴木善幸総理です。

 

この年にはソニーが世界初のCDプレーヤーを発売したり、テレホンカードが使われるようになるといった

変化があったり、ネクラやルンルンなどの言葉が流行しました。

現在では死語ですね。

 

芸能関係ではあみんの「待つわ」が大ヒット、年間一位の売り上げとなり

テレビ番組「笑っていいとも!」が放送を開始したのもこの年でした。

 

ホテルニュージャパン

東京オリンピックや大阪万博など国際的なイベントが60年代、70年代に続き

宿泊客が増え、日本はホテルブームだったそうです。

 

ホテルニュージャパンの創業は1960年

元々は高級アパートとして計画されていましたが、東京オリンピックが決まり

急遽ホテルになったのですね。

ヨーロッパ製の格式高い家具にきらびやかなシャンデリア。

ひときわ高級志向にこだわり、都心の一等地赤坂に地下2階地上10階の高級ホテルとして建設されたのが

ホテルニュージャパンだったのです。

 

ホテルの部屋数は500室以上、 東洋一の格式をうたい文句に大宴会場、高級レストランやバー

宝石店に郵便局までもが備わっていました。

敷地の地下にはナイトクラブ「ニューラテンクォーター」があり、ここではプロレスラー力道山さんが

刺される事件が起こったので有名です。

 

政財界・芸能界の利用も多く、芸能人がホテルで披露宴を挙げるということもあったようですね。

 

火災

火災が起きたのは1982年2月2月8日

深夜の午前3時ごろです。

 

火災の原因は9階のイギリス人宿泊客の寝たばこだといわれています。

その火災が瞬く間に広がり、死者33名・負傷者34名の大惨事となってしまったのです。

なかには熱さに耐えきれず、窓から飛び降り亡くなった人々もいました。

火は翌日の昼過ぎまで燃え続けていたそうです。

 

では、なぜこんなに多くの犠牲者が出てしまったのでしょう。

ホテルニュージャパンは資金繰りが悪化し、1979年に乗っ取り屋とも呼ばれた横井英樹さんに買収され

横井さんは経営改革を断行し、儲けに関係のない防火設備などにはお金をかけなかったのです。

 

消防が防火体制を改善するよう指導していましたが経費削減を理由にかわし続け

消防設備や放送設備は故障したまま、スプリンクラーに至っては配管がつながっていない

ダミーみたいなものもあったのだとか。

さらに元がアパートの予定だったため、通路が複雑で避難に時間がかかったこと、従業員が

社長の目を気にして消防への通報が遅れた(通報したのは外から火を見たタクシーの運転手)

ことも被害が大きくなった理由だと思われます。

 

ちょっと一言

当時の消防法は今ほど強い権限がなかったんだって

 

防災を甘く見た結果、大惨事になったんだね

 

 

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