6月24日の「プロフェッショナル仕事の流儀」では
「“普通”を極めし、その先に~日本料理人・森川裕之~」が
が放送されます。
常連だったノーベル賞作家川端康成が「古都の味 日本の味」と評し
名だたる食通から愛されてきた京都の
伝説的な名店「浜作」
浜作は客の目の前のカウンターで料理をして出す
板前割烹の始祖と呼ばれる名店。
今回登場する人は浜作の3代目・森川裕之さんです。
森川さんの料理は食材を引き立てるシンプルな
見た目の普通の日本料理なのだとか。
どういうことなのでしょう?
すこし調べてみました。

シンプルな料理?

シンプルなだけに技術や手間暇がかかっているんじゃ
浜作
本日お昼に、チャップリンやマリア・カラスも愛した京都の板前割烹・浜作が新本店で再開。川端康成をして「古都の味 日本の味 浜作」と絶賛せしめた名店。神事、直会と、私も歴史的瞬間をご一緒させていただきました。京都の日本画家の第一人者・由里本出先生、陶芸の3代目叶松谷先生らと。 pic.twitter.com/h5MM0wOIuv
— 大野裕之@映画『ミュジコフィリア』脚本・製作 (@ono_hiroyuki) July 6, 2021
昭和2年(1927年)、名包丁さばきで鳴らした
森川栄さんが京都の祇園富永町に「浜作」を開店。
浜作は板前割烹と呼ばれる目の前で料理人の料理をするさまを
楽しみながらカウンターで食事を頂くスタイルを日本で初めて
提供した店です。
川端康成などの大勢の文化人だけでなく
喜劇王チャップリンやイギリスのチャールズ皇太子
モナコのグレースケリー公妃など世界中の
VIPも来店しているそうです。
森川裕之
【 いよいよ今週金曜放送! 】
24日(金)22時からの #プロフェッショナル は、京都の伝説的な名店の3代目 #日本料理人 #森川裕之 さん。
たくさんの美味しそうな料理が登場します。
軽妙な語り口と確かな技術で教える料理教室も大人気!
普段ご家庭で使える技も紹介します!#和食 #全力のシズル感 pic.twitter.com/IlQ3pbqZ1C— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) June 21, 2022
森川裕之さんは1962年生まれ。
学生時代は東京で歌舞伎やクラシック、オペラなどに
通い詰めていました。
1991年には浜作の2代目であるお父さんが亡くなったため
3代目となります。
3代目を継いだ時期に始めた「浜作料理教室」も
3万人が通う名物教室となり
クラブ・オン・浜作というオンラインサロンもスタートしました。
森川裕之さんは2017年に最年少で
「現代の名工」として表彰されています。
普通の日本料理
京都祇園の名店『浜作』さんの新刊、
『愛蔵版 和食の教科書 ぎをん献立帖』
先行販売始まりました!!
名店の味をお家で再現できる素敵なレシピ本です。
この機会にぜひお買い求めください。#和食の教科書 #世界文化社 pic.twitter.com/HyEPHfbP0F— 大垣書店★烏丸三条店@時短営業中 (@sanjo_ogaki) June 17, 2022
浜作での料理はシンプルな見た目の普通の日本料理。
最近ではあまりに安易に紛い物が横行していて
普通の料理は陳腐という風潮すらあるのだとか。
でも、まずは単純な料理法を真剣に試み
百の伝統を繰り返し習得した後に初めて新しいものが
生まれるのですね。
森川さんは京都人としてのアイデンティティを基にした
ふつうの日本料理を、ふつうの作り方で、スタンダードに
料理して残しておきたいと思い
出版した本の名前を「和食の教科書」にしたそうです。


シンプルでおいしいって一番すごいよね

普通が一番難しいんじゃ
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