9月11日に予定されていた鹿児島県の種子島宇宙センターからのH2Bロケット8号機の打ち上げ
が中止となりました。
このH2Bロケットには無人補給機「こうのとり」8号機が搭載されています。
では、なぜ打ち上げが中止となったのでしょう?
それと再開時期は?
少し調べてみました。

事故にならなかったようでよかったけど

何が起こったのかな?
H2Bロケット
【こうのとり8号機、11日打ち上げ】
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」8号機を載せたH2Bロケット8号機が鹿児島県・種子島宇宙センターの発射地点に移動。11日午前6時33分に打ち上げられる予定です。
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— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) September 10, 2019
日本で主力大型ロケットとして用いられているのはH2Aロケットです。
H2Aロケットは日本初の準国産大型ロケットH2ロケットをもとに開発され、設計の簡素化や効率化により
打ち上げコストを2分の1以下に抑えるなど、世界的にも有数のコストパフォーマンスを誇っています。
H2BロケットはH2Aロケットの打ち上げ能力を高め、国際宇宙ステーションへの物資輸送など
将来のミッションへの可能性を高めたロケットなのです。
打ち上げ中止の原因と再開時期は?
今回のH2Bロケット打ち上げ中止の原因は火災です。
H2Bロケット8号機の移動発射台の開口部付近で午前3時10分ごろに火災がありました。
火災が起きた場所は発射時にメインエンジンと4本の補助ロケットから出る煙や炎を逃すために
設けられた開口部付近とみられていて、けが人の情報はなく詳しい原因は調査中です。
種子島宇宙センターでは2001年以降H2AとH2Bを打ちあげていますが
発射台で火災が起きたのは初めてだということでした。
新たな打ち上げ日時は未定ということで、まずは原因究明からですね。
こうのとり
いよいよ明日、こうのとり8号機(#HTV8)/H-IIBロケット8号機の打上げですね!
「きぼう」へたくさんの物資をお届けします!🚀早朝ですがネットでライブ中継も予定しています。
ライブ中継などの詳細は特設サイトをご確認くださいね☆https://t.co/H27aii5gyp#GOHTV8 #JAXA pic.twitter.com/l6teNXSSGR— JAXAきぼう利用ネットワーク (@JAXA_Kiboriyo) September 10, 2019
今回のH2Bロケット8号機には「こうのとり」が搭載されていました。
こうのとりは無人の宇宙船で食料や実験装置など、最大6トンもの補給物資を
国際宇宙ステーションに送り届け、用のすんだ実験機器や衣類などを大気圏に再突入して燃やします。
今回、こうのとりは打ちあげられませんでしたが、国際宇宙ステーションには食料などの備蓄が十分にあり
打ち上げが延期となっても影響はないとのことでした。

原因究明をしっかりとしてほしいね

安全第一だしね
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