5月25日の「世界の何だコレ!?ミステリーSP」では
「視聴者のナゾ完全解明SP」が放送されます。
視聴者ではありませんが
京都府出身の女優吉岡里帆さんの疑問が紹介されるようです。
その疑問とは「銀閣寺はなぜ銀色でないのに銀閣寺なのか?」
確かに不思議です。
金閣寺は金色だから金閣寺でしょうし。
実はこの疑問、専門家たちも長年悩んできていたのだとか。
しかし、近年の修復の際にある真相が浮かび上がってきたそうです。
どういう事なのでしょう?
すこし調べてみました。

確かに銀色じゃないよね

黒だっけ?
銀閣寺
design_memo
「銀閣寺で一番驚くのは驚かないことです」と、ドナルド・キーン先生。日本人よりするどい。「日本人のこころは東山時代に形成されたと思います」とも。 #デザイン pic.twitter.com/QUSFs2EzBp— デザイン・スタジオ・テンズ (@designstudioTEN) May 13, 2022
京都にある銀閣寺。
室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と
庭園を有しています。
銀閣寺の正式名称は慈照寺。
1482年に室町幕府8代将軍の足利義政の山荘として
建てられた東山殿を足利義政が亡くなった後に
寺院に改められました。
1951年、戦後最初の国宝指定時に銀閣は国宝に指定され
1994年には「古都京都の文化財」として
世界遺産にも登録されました。
修学旅行での定番コースの一つですね。
なぜ銀閣寺という名前?
銀閣寺 京都市左京区
相国寺の塔頭寺院で正式名称は慈照寺
足利義政が開いた山荘で世界遺産。 pic.twitter.com/KJ6YtT1omH— kazu.k (@kazuk38552677) August 13, 2021
銀閣寺はなぜ銀色でなないのに銀閣寺なのでしょう?
金閣寺は金色だからわかりますが。
これには諸説あるようです。
「建物に銀箔を貼る予定があったが
幕府の財政事情から貼れなかった」
「銀箔を貼る予定があったが
その前に足利義政が他界してしまった」
「銀箔を貼っていたが時代の経過で
はがれていった」
「外壁の黒漆が日光によって銀色に輝いて見えたから」
等の説があったようです。
有力な説は?
おはようございます
✨銀閣寺の日✨
1482年足利義政が山荘の造営に着手した日正式名称は慈照寺で祖父である義満の金閣寺に憧れて8年かけて完成したそう
2007年の調査により創建当時から銀箔は貼られていない事が明らかになりました
美しい庭園やお茶の井と呼ばれる井戸の跡も見どころの一つです🎵 pic.twitter.com/ksqGYLQLFM
— 千美chan (@chimi1109) February 3, 2022
銀閣寺は2007年に科学的調査が行われました。
その調査で銀箔が張られていた痕跡もなく
内装、外装とも黒漆塗であり
「創建当時から銀箔は貼られていなかった」ということが
明らかになっています。
ということは
「外壁の黒漆が日光によって銀色に輝いて見えたから」
なのでしょうか?
銀閣寺と呼ばれるようになったのも江戸時代以降の
ことのようで、今回の番組で明らかになるかもしれません。


銀色に見えたのかな?

金閣寺があるから銀閣寺もとかは?
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