6月10日の「 ナゼそこ?」では「未確認日本人」が放送されます。
ガス水道なし、都会捨て20年たった一人で暮らしている岐阜の仙人が登場
するのだとか。
仙人は岐阜県の酷道の先の山奥で暮らしていて
大工経験はゼロとのことですが、DIY生活をしているのだそうです。
山奥で一人で暮らすとなると、いろいろと物を作ったりすることが
多くなるでしょうし。
その仙人とは山田敬二さん。
なぜ山奥で暮らしているのでしょう?
少し調べてみました。

不便じゃないの?

そういう生活を楽しんでいるのかもよ
山田敬二
岐阜県恵那市笠置町の大王館跡。たいおう屋敷跡と呼ばれる場所①②、たいおう田と呼ばれる場所③④。館主などの史料はなく詳細は不明となっています。この地には南北朝時代の頃に南朝方関係の人物の伝説が多く残ることから、南朝に関わる人物の関係の館だったのでは想像されます。 pic.twitter.com/orA44omShj
— 森本勝巳 (@40cmKatsumi) June 16, 2018
仙人の山田敬二さんは酷道の先に暮らしているのだとか。
岐阜県の中川辺駅からタクシーで仙人が住む笠置町へ向かいますが
そこで通る国道418号はタクシー運転手すら17年間も通っていない道。
地元の人も使わない道ですでに廃道状態のためタクシーでは通れなく
迂回ルートを選び町に向かいました。
笠置町につくと仙人の山田さんを発見。
山田さんは20年前、空き家だった旅館を見つけて住み始めました。
大工経験はゼロですが、全部手作業で警官を眺めるための屋根裏を改装中。
荒れ果てていた庭を開墾して、無農薬野菜を自給自足。
風呂は懐かしの五右衛門ぶろで山から水を引いています。
ご近所から総菜をいただいたり、町のスーパーへ買い物に行くこともありますが
スーパーへは徒歩一時間半もかかるため、ヒッチハイクをするそうです。
ただ、なかなか車が捕まらないこともあるのだとか。

元公務員
山田さんは昭和11年生まれで和歌山県出身。
立命館大学法学部を卒業し、愛知県庁で勤めます。
結婚し、子宝にも恵まれ57歳の時には部下が300人いる役職にも
なりました。
山田さんは定年まで県庁に勤めましたが
心のどこかにずっと「ルールに縛られる生活から抜け出したい」という
想いがあったたそうです。

余命2年半
山田さんは60歳のころ、趣味のツーリングで岐阜県笠間町を通り
地元のおばちゃんからお茶の接待を受けたことをきっかけで
笠置町の廃業していた旅館の譲り受け移住します。
4年前、山田さんは心臓に異常が見つかったためペースメーカーを埋め込みました。
医師からは2年半という余命を告げられているそうです。
奥さんは愛知県で暮らしていますが、体調を心配し月に一度は様子を見にきてくれます。
山田さんは「やりたい事をやりながら人生を終えるのが最高だと思う。それ以上の贅沢はない」
「屋根裏が完成したところで三途の川を渡るのが理想」と語っています。


残りの人生を楽しんでいるんだね

仕事一筋だったからなのかな?
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