3月26日には「 ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2021春SP」が
放送されます。
今回はどのような都市伝説が飛び出してくるのでしょう?
その中の一つに「米軍が恐れた“リアルサイボーグ”日本兵」という都市伝説があるようです。
米兵と日本兵ということは第2次世界大戦のことでしょうか?
おそらくこの人は「舩坂弘」さんではないかと思われます。
「不死身の分隊長」の異名を持ち、一度銃で打ち抜かれますが
三日後に蘇生したというとんでもない人。
漫画「ゴールデンカムイ」の「不死身の杉本」のモデルになったのでは?とも言われていますね。
どのような人なのでしょう?
少し調べてみました。

不死身?

生き返ったってどういうこと?
舩坂弘
舩坂弘氏の英霊の絶叫
くそ面白い
面白いって言っていいのか分からんけど、読み物としてとても面白い
前文を寄せてる三島由紀夫氏の文章がまたとても面白い
この人ほんと物書きとして優秀だよ pic.twitter.com/u4hw00kivg— 誠:まこと*FF15.14*DbD (@komiyama9232) March 22, 2021
舩坂弘(ふなさかひろし)さんは1920年に生まれます。
農家の三男として幼いころからガキ大将でした。
20歳で軍に入隊。
柔道や剣道、住建術などが優秀で屈強な肉体の持ち主のため
精鋭部隊である第36師団へ配属。
1944年、23歳の時戦況悪化によりパラオ諸島のアンガウル島に宇都宮歩兵第59連隊軍曹として
着任することとなりました。

アンガウル島
本日はパラオ最南端のアンガウル島へピクニックランチ😀
いや、もとい
離着陸訓練の同行でした✈️
アンガウル島はパラオ国際空港が悪天で回復が見込まれないと判断された場合の一時避難場所(代替飛行場)です
滑走路は舗装されておらず注意が必要⚠️
アンガウル島へのチャーターも受付けています😎 pic.twitter.com/DagNJjFIIH
— たか機長@パラオで夢を叶えた生き方 (@Taka_A320) October 28, 2019
アメリカ軍はアンガウル島に飛行場を作る目的で上陸してきます。
日本軍の兵力は約1400人。
アメリカ軍の兵力は22000人の上陸訓練を受けた精鋭。
さらに戦艦、空母、戦車、戦闘機と揃っていて兵力は比べ物になりませんでした。
味方がやられていく中、舩坂さんは鬼神のような強さを発揮します。
擲弾筒(グレネードランチャー)を打ちまくり、アメリカ軍を足止め。
その後、ゲリラ戦に持ち込み一人でアメリカ兵100人以上殺傷したのだとか。
しかし、アメリカの攻勢を前に軍医も手をつけられないほどの重症を負い
自決用の手榴弾を渡されます。
その時の手榴弾は不発。
「まだ死なせてもらえないのか」と思ったのだとか。
死ねないのなら一矢報いようと体に6つもの手榴弾をくくりつけ
重症の体で相手の司令部への特攻を決意します。
4日間寝ずに匍匐前進を続け、司令部のすぐそばまで迫りますが相手に見つかり
首を撃たれて意識が昏倒。
アメリカの軍医は戦死と判断。
舩坂さんはアメリカ軍の間でも有名だったため、死体安置所に運ばれますが3日後に蘇生したのです。
蘇生後も脱走を試み襲撃や爆破を試みましたが
何度もつかまり通訳の兵隊に「命を粗末にしてはいけません」と諭され
捕虜収容所を転々とし、1946年に日本に帰国となります。
帰国後
帰国後は実家に戻ると幽霊に間違われたりもしたそうですが
アメリカの先進性を学ぶことが大事と焼け野原になった東京の渋谷に
一坪の書店を開きました。
これが現在の「大盛堂書店」に発展するのですね。
その後、数々の本を出版。
印税はすべて国際赤十字社に寄付したそうです。


アメリカ兵にも知られていたんだ

それだけ勇猛だったんだろうね
コメント