花火大会。
大きいところだと様々な露店が出店し、お客さんでにぎわいいます。
お祭りで楽しい場所なのに、2013年には悲惨な事故が起きました。
それは京都府福知山市での花火大会での出来事で、露天のガソリンが大爆発を起こし
周りにいた人々が犠牲になってしまったのです。
この様子は10月8日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で放送されます。
では、なぜそのような爆発が起きてしまったのでしょう?
少し調べてみました。

楽しい思い出のはずが

遊びに来ている人は防ぎようがないもんね
ドッコイセ福知山花火大会
2013年8月15日、京都府福知山市の由良川音無瀬橋河畔でドッコイセ福知山花火大会が
開催されていました。
この花火大会は1932年から行われている歴史のある花火大会で、2011年には11万人を超える
見物人が来るなど北近畿地区では最大級の花火大会だったのです。
事故当日も大勢の見物客でにぎわい、たくさんの露店が出展されていました。
花火大会ということで家族連れで来ている人も多かったことでしょう、夏休みの楽しい思い出に
なるはずが一瞬で大惨事に代わってしまったのです。
大爆発
【衝撃事件の核心】「傷が負い目にならないか」まさかの露店爆発で修羅場と化した現場 被害者が吐露した福知山花火大会事故の苦悩 https://t.co/Kht3T4DDHL pic.twitter.com/74PQxKH6Fh
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 6, 2017
事故が起きたのは2013年8月15日19時30分頃。
花火が打ち上げられる直前で花火の音と勘違いした人もいたのだとか。
当時いくつもの露店が出店していて、事故の原因となったベビーカステラの店もありました。
その露店の裏は階段になっていて、花火がまじかで見られる絶好のスポットとして
場所取りが行なわれるほどの人気の場所でした。
ベビーカステラの屋台の店主がガソリンの携行缶から発電機へガソリンを給油しようとします。
携行缶のふたを開けたとき缶からガソリンが噴出し隣の男性に直撃、焦った店主は携行缶を持ち上げ
人がいないところに持っていくのですが、そのときにガソリンを振りまいてしまっていたのです。
そしてそのガソリンが露店の調理器具から引火。
大爆発を起こしてしまいました。
その爆発はすさまじく、一瞬でテントが消え、火が広まったそうです。
楽しいお祭りが死者3人、負傷者48人という大惨事になってしまいました。
原因は?
当時、ガソリンの携行缶が自家発電機からの熱を浴びていたとの目撃情報がありました。
おそらく高温になっていたのでしょう。
なので店主は携行缶の圧力調整ネジなどで内圧を開放する必要がありました。
しかし、それをしなかったためガソリンが噴出し、最終的には引火し大爆発を起こしてしまったのです。
店主はその後業務上過失致死傷罪の容疑で逮捕され禁固5年の判決が下されています。


ガソリンは危険だからね

慎重に取り扱わないと
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