11月15日の「ジャンクSPORTS」では漫画みたいな話をアスリートが演じる
再現ドラマ仕立てで紹介する「スポーツ漫画みたいな話SP」が放送されます。
その漫画みたいな話の中で延長50回まで続いた高校野球の試合も再現ドラマになるそうです。
野球といえば普通9回までですよね。
9回でも結構時間がかかるのに、50回というとどれほど時間がかかったか。
プレーしている選手のきつさは想像もできませんね。
どのような試合だったのでしょう?
少し調べてみました。

50回!?

一日では終わらないだろうね
全国軟式野球選手権大会
4日がかり!中京 vs 崇徳、延長50回でついに決着、中京が勝利 http://t.co/Kybzay4Fjo 決着がつかず4日目に突入していた中京と崇徳の準決勝は、延長50回に中京がついに得点、3-0で勝利を収めました。 pic.twitter.com/swWq76Jj9H
— LINE NEWS (@news_line_me) August 31, 2014
延長50回という漫画のような試合が行われた年は2014年。
第59回全国軟式野球選手権大会の準決勝の試合。
中京(岐阜)-崇徳(広島)というカードで試合会場は明石トーカロ球場でした。
この準決勝の試合は三日たっても決着がつきません。
一日で一五回を戦い、3日目で延長四五回。
時間にして9時間18分戦ってきましたがスコアは0-0のまま動きませんでした。
軟式野球は硬式野球に比べて、打球が飛ばず点が入りにくいと言われています。
しかし、こんなに点が入らないとはだれも予想しなかったでしょう。
決着
とうとう4日目に試合が動きます。
延長五十回の表に中京が3得点。
中京が3ー0と勝利を手に入れました。
4日間で試合時間は10時間18分、投球数は1398球。
この試合は当時大きな話題となりました。
激戦を勝ち抜いた中京は決勝戦でも勝利、優勝を飾っています。
この延長五十回という試合の後、タイブレーク制の導入が検討され
2015年1月22日の日本高野連軟式委員会で
決勝戦を除き「延長13回以降はノーアウト1・2塁から開始」のタイブレークルール
を導入すると発表されました。
ピッチャーは一人
この五十回にも及ぶ超長試合。
両チーム一人ずつのピッチャーが投げぬいていたのです。
中京の松井投手は709球。
崇徳の石岡投手は689球投げました。
その後石岡投手は福岡大学に入学し、準硬式野球部に入り
松井投手は中京大学に入学し、準硬式野球部に入部。
松井投手は卒業後、三河商事に入社し軟式野球部で投手を続けているそうです。


きつかっただろうね

最後のほうはよくわからなくなっていたかも
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