10月26日の「ザ!世界仰天ニュース」では
「身近に起こるまさかの出来事SP」が
放送されます。
そこでは「最も恐ろしいとされる寄生虫の真実」
が紹介されるようです。
寄生虫。
名前だけでもゾクッときますね。
その中で最も恐ろしいと言われる寄生虫。
あまり考えたくありませんが。
どうやら北海道に住む大内あきらさんという
人がこの寄生虫にむしばまれたそうです。
その寄生虫は治療しないと90パーセントもの人が
亡くなると言われる恐ろしい寄生虫。
どのような寄生虫で大内さんはどうなったのでしょう?
すこし調べてみました。

怖いね

想像したくないな
大内あきら
札幌市山間部で初雪。しかもかなりのドカ雪。
国道230号線中山峠を走行する場合、冬タイヤが必要となりますのでご注意を。 pic.twitter.com/pL6pP0BNp1— sasa * (@kazuo_takahata) October 17, 2021
大内あきらさんは北海道札幌市在住。
高校を卒業後、造園業の会社に勤務して
いて、周りから顔色の悪さを指摘
されましたが、とくに気にしてはいませんでした。
しかし、事態は急変。
同僚が大内さんの顔を見て驚きます。
顔が黄色く染まり、白目まで黄色になるという
黄疸という症状が出ていたのです。
そのため急いで病院に向かい、血液検査や
CTなどで検査をすると恐ろしい結果が
判明しました。
エキノコックス
【紙面キリトリ】「エキノコックス」知多半島に定着
愛知県の知多半島で捕獲された野犬で近年、人体に入ると重い肝機能障害を引き起こす寄生虫「エキノコックス」の感染確認が相次ぎ、国立感染症研究所が「半島内で定着した」との見解を示しました。(13日付夕刊社会面) #エキノコックス #知多半島 pic.twitter.com/khl91AK6su— 関西にこそニュースがある!! (@Sankei_OHC) October 17, 2021
検査後、CTの画像には肝臓の中心に
大きく黒くなっている部分があり
ここは寄生虫の幼虫に作られた病巣だったのです。
その恐ろしい寄生虫はエキノコックス。
主にキツネなどイヌ科の動物に宿る寄生虫で
キツネの腸管で幼虫から成虫となり
卵を産みます。
その卵はふんと一緒に外に出て土や草木などに
付着することがあるのですね。
そのため、偶然エキノコックスの卵を人が体に
取り入れてしまうことがあるのだとか。
そのときエキノコックスの卵は肝臓に付着し
幼虫となり病巣を作り増殖を始めます。
そして肝臓を蝕み破壊、命の危機となるのです。
手術
大内さんは肝臓の6割以上がエキノコックスに
冒されているという重症状態でした。
この寄生虫は重症化するまでほとんど自覚状態が
ないのが恐ろしいところで
重症化してから感染していることがわかるのも
珍しくないそうです。
さらに感染してから症状が発症するのに
10年以上かかり
大内さんは15年から20年前に感染したため
感染経路は分かりませんでした。
その後、大内さんは肝臓の手術を受け
肝臓の6割である1.5キロを摘出することと
なりました。
現在、エキノコックスの根本的な治療は
感染部分の切除しかないのだとか。
エキノコックスといえば北海道での
キタキツネからの感染が有名でしたが
近年は埼玉や愛知でも野犬の糞便などから
エキノコックスの卵が確認されているそうです。


清潔にしないとね

熱に弱いんだって
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