現在、中国で発生した新型コロナウイルスの広がりが大きな話題となっています。
毎日感染者や犠牲者が増え、いくつかの中国の都市は閉鎖されてしまいました。
閉鎖された都市の中では感染者が増えていると思われまし、海外にも広がっている状況です。
日本にも1月25日現在3人の感染者が確認されています。
この新型コロナウイルスで「スーパー・スプレッダー」の出現が恐れられているとのこと。
スーパー・スプレッダー、中国語で「毒王」
1月28日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で2002年のSARSのときの「スーパー・スプレッダー」
の人が取り扱われるようです。
では「スーパー・スプレッダー」とはなんなのでしょう
SARSの時はどんな風に広まったのでしょうか?
少し調べてみました。

中国は大変なことになっているね

日本も他人事じゃないし用心しないと
SARS
感染規模「SARSの10倍以上」…「すでに制御不能」との見解もhttps://t.co/3Hc8ZrxgQo#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) January 25, 2020
SARS(重症急性呼吸器症候群)はSARSコロナウイルスによって引き起こされる
ウイルス性の呼吸器感染症です。
人から人へと感染し、2002年11月に中国で発生し流行しました。
症状は2日間から10日間症状がない日が続き、発熱、悪寒、筋肉痛で発症。
さらに1週間後に呼吸困難を伴う肺炎がおこり、死亡することもありました。
その後WHOが2003年7月5日にARS封じ込め成功を発表しています。
その間に8096人が感染し、37ヶ国で774人が死亡したようです。
スーパー・スプレッダー
スーパー・スプレッダー(毒王)とはどういった人なのでしょう
それは1人で10人以上にウイルスを感染させる強力な感染力を持った人のこと。
SARSの時に話題となりました。
スーパー・スプレッダーとなった人が知らず知らずのうちに感染を拡大させていました。
それで今回も出現を恐れているのです。
SARSの時
SARSの時にスーパー・スプレッダーの人が出てきて注目されました。
例えば、河北省の男性公務員は2003年4月上旬に心臓病の治療のため北京市内の病院に入院しました。
その後、4月15日に名医がいる天津市内の病院に転院。
翌日からSARS特有の発熱などの症状が現れたために専門の病院に入院します。
家族や前の病院の医師とともに隔離されましたが、SARSと断定できなかったため隔離は解かれてしまいました。
この男性は症状が悪化して20日に亡くなりましたが、病院の医師や入院患者の家族などへの2次感染も広がり
最終的には感染者が100人を超えたとのことでした。
ほかには広州市の病院で肺炎の治療にあたっていた医師が
自らもSARSにかかっていることを知らずに親戚の結婚式のためホテルに宿泊。
ホテルで症状が悪化し嘔吐、病院に送られますが亡くなってしまいました。
その後、病院内で50人ほどの感染者が出てホテル内でも感染者が出たものと思われます。
個人的な対策としては風邪やインフルエンザなどと同じように
うがい手洗い、消毒、マスク、人込みにはなるべくいかない
などの対策が重要なようです。


基本的な対策が大事なんだね

早く落ち着けばいいけど
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