6月22日の「 ザ!世界仰天ニュース」では
「なぜ殺人犯になった?心の闇スペシャル」が
が放送されます。
そのなかで「毒物の魅力に取りつかれた男」が紹介されるみたいです。
イギリス出身の少年、グレアム・ヤング。
グレアム・ヤング少年は父から科学実験セットをプレゼントしてもらい
薬品の化学変化に興味を持ち、あらゆる薬品を調べつくします。
中学生になるとマウスの実験で毒物の効果を確かめ詳細に記録。
グレアムの欲求はエスカレートしていき
人間で毒を試すようになっていくのです。
どういうことなのでしょう?
少し調べてみました。

毒殺?

危ないほうに興味がわいていったのかな
グレアム・ヤング
退院したらここで過ごした年数だけ人を殺してやる。
グレアム・ヤング
( 毒殺に魅了された少年。14歳の時に継母をアンチモンで毒殺。ブロードムアに収容されるも完治を装い短期で退院。就職先の職場で次々と同僚に毒を盛り、悶え苦しむ様子を観察した。) pic.twitter.com/BYr4QwWCzk— サクラメントの吸血鬼 (@Soapdishpoison) February 7, 2021
グレアム・ヤングは1947年にイギリスに生まれます。
グレアムは友人と遊ぶこと良い図書館で本を読むことを好み
化学や薬品に興味を持っため、父親は科学の実験セットを
与えました。
12歳のころに初めて薬局でアンチモンなどの毒物を買い
ペットや友達で実験。
毒殺犯で知られる「ウィリアム・パーマー」を尊敬すると公言していたそうです。
14歳になると仲が悪かった継母の夕食にタリウムを混入し毒殺。
他の家族にも少量の毒を投与して嘔吐の様子など観察していましたが
自分も間違えて毒を飲み嘔吐することもあり、疑われなかったそうです。
しかし、叔母や学校の校長がグレアムの薬品の知識に疑いを持ち
精神科医に依頼。
精神科医はグレアムの薬品の知識に感心しますが、そのまま警察に直行し
警察の家宅捜索により、グレアムの部屋から毒物が発見されたため逮捕されました。
再び逮捕
グレアムは14歳で逮捕され、家族や友人に対する殺人未遂を認めましたが
継母の遺体は火葬されていたため、罪に問えませんでした。
その後、精神犯が称揚される病院に入り、15年のところ模範囚ということで
9年で出所。
グレアムは収監中も図書館に通い、毒物の知識を増やして
病院の患者に与えたりもしていました。
グレアムは写真工場へ就職。
ここにはグレアムの好きな薬品がたくさんありました。
グレアムは薬品を試し、工場では体調不良者が続出。
医師は食中毒と診断してしまい、グレアムは70人ほどに
毒を与え、2人の同僚が亡くなります。
経営者が嘱託医に調査を依頼しますが、未知のウイルスではないかと誤診。
グレアムは経営者に「重金属汚染ではないか」と質問
グレアムの薬品の知識に驚き、警察に問い合わせると
以前に毒の犯罪での前科があったことを知り警察に通報したのち
グレアムは逮捕されました。
逮捕後
警察が家宅捜索をしたとき、グレアムの家には様々な毒物や検査機器
一人一人の症状を詳しくメモした「毒殺日記」があったそうです。
グレアムは終身刑を宣告され
42歳の時、通常の刑務所で心臓発作で亡くなっています。
自分に毒殺実験をしたという説もあるそうです。


怖いね

自分を殺したかもしれないの?
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