11月30日の「世界まる見え!テレビ特捜部」では
「世界は境界線だらけ! あんな境目こんな境目」が放送されます。
その中で60代の女性スイマーがキューバとフロリダ間の約160キロを
毒クラゲと闘いながら泳いだ話が紹介されます。
60代でそんなに泳ぐとはすごいですよね。
大阪からだと愛知県まで行ける距離です。
しかも毒クラゲと闘いながら、ほかにサメの危険もあったのだとか。
この遠泳に挑戦した女性はダイアナ・ナイアドさん。
数々の世界記録を打ち立てているそうですが、なぜ60代で挑戦をしたのでしょう?
少し調べてみました。

ずっと海なんだよね

食事も海でするんじゃないの?
ダイアナ・ナイアド
8/22は、ダイアナ ナイアド (Diana Nyad)さんのお誕生日。アメリカの水泳選手。長距離スイマーの第一人者として1970年代から活躍。1978年には、キューバからフロリダまでをサメ防護装置なしで完泳。作家、スカッシュ選手などの肩書きも。同性愛者であることを公言。https://t.co/R6WUpGh6ja pic.twitter.com/DEdllZKcnE
— レインボーアイル (@rainbowaisle) August 22, 2019
ダイアナ・ナイアドさんは1949年にアメリカのニューヨークに生まれ
幼いころから水泳を親しみ、20代でウルトラスイミングの世界に入ります。
26歳でマンハッタン島一周を成し遂げ、新記録を樹立し30歳の時に現役を引退します。
その後はスポーツキャスターなどで活躍しますが、60歳で一念発起。
20代からの夢だったキューバ、フロリダ間の横断に挑戦することにしたのです。
キューバからフロリダに挑戦
キューバ🇨🇺ハバナ
客が僕だけだったガイドツアー
なぜ日本人はみんなこのガイドブック持ってるんだ?と聞かれた記憶。キューバで飲んだモヒート美味かったなあ。
#地球の歩き方と私の旅 pic.twitter.com/K6h5CaFT2l— Yosuke Sugiyama (@yosuke342) November 19, 2020
実はダイアナさんは1978年にもキューバ、フロリダ横断に挑戦しましたが
悪天候のため42時間後に断念しています。
そして、2012年までに4回の挑戦をしてきましたがすべて悪天候やクラゲのせいで失敗に終わっています。
2013年の挑戦が5回目となりました。
1997年にはオーストラリアのマロニーさんがキューバ、フロリダ間の遠泳に成功していますが
そのときはサメ除けのかごを使っていました。
かごはサメから身を守るだけでなく、ボートに引っ張られているため
波の荒い外海では泳ぎをアシストしているのでは?という話もあるそうです。
そのためナイアドさんはかごではなく伴走する船が微弱電流を発してサメを近づけないようにして
泳ぎます。
遠泳に成功
ナイアドさんがフロリア海峡を渡るという夢を抱いたのは
キューバ旅行で海岸に立った8歳の時でした。
その夢がかなう日が訪れます。
2013年9月、ナイアドさんは53時間をかけキューバからフロリダまで泳いだのです。
顔は日に焼け、唇は腫れあがった状態でしたが無事到着。
ナイアドさんは「夢を追い続けるのに年齢は関係ない」と語っています。


5回目の挑戦だったんだ

30年前に失敗したことを成功させるってすごいよね
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