12月21日の「ありえへん∞世界」では
「千葉スペシャル」があり
そこで「千葉県の船橋市には都会のど真ん中に
巨大なミステリーサークルがある事件」が放送されるようです。
ミステリーサークルというと昔よく畑などで
発見され宇宙人の仕業かもと話題になったりも
しましたね。
ほとんどがイタズラのようですが。
そのミステリーサークルが船橋市のど真ん中にある?
どういうことなのでしょう?
すこし調べてみました。

街の真ん中にあるの?

観光用?
船橋市
街の御神木
🗾千葉県船橋市#紅葉 #京成線 #写真好きな人と繋がりたい#ふぉと pic.twitter.com/Widb3YSxtK— Kazuya.w@ (@k_watahiki) December 15, 2021
船橋市は千葉県の北西部にある市です。
人口は約65万人で千葉県で第2位。
古くから交通の要所として栄え
東京のベッドタウンとして発展。
南部は埋め立て地に作られた工業地帯や
大型の商業施設が多いのが特徴で
北部は県民の森やふなばしアンデルセン公園など
緑豊かな自然が広がっています。
ふなっしーも船橋市非公認ご当地キャラとして
有名ですね。

ミステリーサークル?
これが船橋のミステリーサークルだ! pic.twitter.com/F8VG1vwJMF
— Hide (@hide6254) May 2, 2015
この船橋市の中央にはミステリーサークルが
あると言います。
普通、ミステリーサークルというと田園風景の
中などに出没する感じですが、船橋の
ミステリーサークルは町のど真ん中。
船橋の地図を広げると町の真ん中に
奇妙な円が描かれているのです。
これがミステリーサークル。
この円というのは実は道路なのですね。
綺麗にコンパスで描いたような円の道路。
その直径はなんと700メートルもあり。その道路を
一周すると約2.5km強という桁違いの大きさ。
なぜこのようなミステリーサークルができたの
でしょう?
軍の施設
船橋にあるミステリーサークル。
元々は海軍無線電信所船橋送信所があった場所。ミステリーサークルをぶっ壊して武蔵野線がかすめてるけど、微妙にサークルの内側にある細長い建物は某社の寮らしい。 pic.twitter.com/yTPKVeQ99c
— よつば@はじめ号🍚🐿 (@yotsuba_a75fx) March 3, 2021
実はこの場所にはかつて軍の施設が
あったそうです。
この近辺には旧帝国陸海軍の施設が
集まっていて
このミステリーサークルの場所には
「船橋海軍電信送信所」という帝国海軍の
通信施設があったそうです。
電波を海外にも送受信するため巨大なアンテナが
たっていて数々の役割を果たしてきました。
太平洋戦争開戦前には巨大なアンテナ群が
完成し
有名な太平洋戦争開幕を告げる
「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の電波もこの
場所から発信されました。
戦後は設備ごと進駐軍に接収され
時代が進み都市化も進んでいったため
無線ノイズが発生するなどし
通信所は移転することとなりました。
その跡地に団地がたち、敷地の外に合わせた
円形の外周道路ができたのだとか。
船橋送信所跡は平成20年に近代化産業遺産に
認定されています。


元は軍の施設だったんだね

大きな施設だったんだろうなあ
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