9月5日の「月曜プレミア8 世界!ニッポン行きたい人応援団」では
「ご招待で人生変わっちゃった!」が放送されます。
そこに登場するのがアメリカのクリスさん。
なんと石灯篭を愛しているのだとか。
かなりしぶいですね!
クリスさんは独自の配合で石を作り
灯篭も作っているのだとか。
そんなクリスさんは「本物の石灯篭づくりを学びたい」と
いうことで3年前にニッポンを訪れました。
どのような旅だったのでしょう?
少し調べてみました。

石灯篭かあ

余り見かけることはないよね?
クリス
先日の台風の影響で、毛利元就墓所が大変な状況になっています。
墓所の玉垣が法面からの倒木により、崩れてしまいました。敷地内も飛び散った枝が散乱しています。
ただ、幸い石灯篭や墓標石には直撃しておらず、最悪の事態は免れました! pic.twitter.com/EbmvUmqC1i— 安芸高田市歴史民俗博物館 (@akitakatahaku) September 18, 2020
アメリカミシガン州在住のクリスさん。
石灯篭を愛してやまないクリスさんの家の庭には
石灯篭があります。
元々は飛鳥時代に伝来してきたという石灯篭。
のちに大名や商人たちが権威を示すために様々な石灯篭ができ
その種類は300種にも上るそうです。
クリスさんと石燈籠の出会いは20年前。
シカゴの植物園で日本庭園を見た時で
その美しさに心を奪われていしまいました。
園芸用品店を開店しているクリスさんですが
週に5日は石灯篭を制作しているそうです。
クリスさんは本やインターネットで学びましたが
石から作るのは難しくオリジナルの材料で制作しています
そこで「本物の石灯篭づくりを学びたい」とニッポンへ
ご招待となりました。

春日大社
一昨日訪れた春日大社は石灯篭が2,000基あるのだけど、倒れたニュースは聞いてないので大丈夫だったと思いたい。
もし参拝中に大地震がきたら、とっさに灯篭から離れる事ができる人がどれだけいるだろうか?#春日大社 pic.twitter.com/kW3hxn0RZR— はなちゃん (@hana000001) June 18, 2018
クリスさんがニッポンについた後初めに向かったのは
東京原宿の表参道。
ここには100年前明治神宮建立の際に建てられた
巨大な石灯篭があるのです。
次に向かった場所は奈良県の世界遺産春日大社。
日本一の数の石灯篭が並んでいるのですね。
学芸員の秋田さんに案内され春日大社を周ります。
この大量の石灯篭に江戸時代には火がともされたことを聞き
クリスさんは「ワーオ」
次に向かった場所は京都の「白沙村荘庭園」
平安時代からの名品と呼ばれる石灯篭もあり
日本庭園を手掛ける重森さんに案内してもらいました。
岡崎石工品
岡崎石工品は伝統工芸品。 pic.twitter.com/Ix6XAmr9JI
— 岡崎ライダー (@okazakirider) April 20, 2019
次は石の街、愛知県岡崎市へ向かいます。
岡崎市は安土桃山時代に岡崎城を整備するため大阪から優秀な
石職人が集められ、現在でも彫刻や石材の店の数は日本一です。
職人歴54年の石職人の伝統工芸士・上野房雄さんに受け入れてもらい
石切り場のある山へ案内してもらいます。
石の採掘現場を始めてみるクリスさんは興奮!
その後、石燈籠の傘の部分の作り方を教わるため
クリスさんもノミを打ちますが、なかなかうまくできません。
上野さんの娘さんの梓さんも加わり
クリスさんは2時間かけて笠の裏側の部分を完成させました。
夜には歓迎会を開いてもらい
翌日、笠の表側を作ります。
3時間半かけて笠の一面を完成させクリスさんの帰国に
間に合うようにと大急ぎで他の面を梓さんが完成させました。
3人が3日間かけて作り出した灯篭の笠。
クリスさんがお別れの時に感謝の手紙を読むと
上野さん親子は涙を流します。
クリスさんは「とても感動的な体験でした。
ぼくにとって夢がかなう以上の出来事でした」と語り
帰国していきました。


石灯籠制作が体験できてよかったね

日本人でもなかなかできないよね
コメント