12月15日には「有働・水卜の知らなかった!2020」が放送されます。
元NHKアナウンサーの有働由美子さんと日本テレビの水卜麻美アナウンサーが出演という
日本テレビの朝の顔と夜の顔がそろった番組です。
二人のタッグは2018年の「平成ニッポンの瞬間映像30」
2019年の「令和ニッポンの瞬間映像20」に続いて3度芽なのだとか。
今回はニュースの裏側の真実をクイズと再現ドラマで伝えます。
その中で「封鎖された中国・武漢から828人を救出!前代未聞のミッション」が完全ドラマ化
されるようですね。
2020年はとうとうコロナの年となりそうな勢いです。
1000万人都市武漢が閉鎖された時は驚きました。
まだ日本ではコロナが広まってない時期だと思いますが中国の武漢には
当時日本人が828人いたそうです。
どのような救出劇があったのでしょう?少し調べてみました。

飛行機で帰ってきたよね

手配とか大変あったんじゃない?
武漢
武漢で新型コロナウイルスが発見されたのがちょうど1年前。
その1年前の12月には武漢に行ってたんですよね。まさかこんなことになるなんて想像もせずにビール飲んでましたよ。
本当に人生何があるか分かりませんね。今を大切にしなくては! pic.twitter.com/VGtMAOa9tC— スピカ@3152 (@spica_3152) December 8, 2020
武漢は中国の大都市。
人口も1000万人以上います。
2019年12月、武漢市の保険機関に原因不明の肺炎患者が報告されました。
しかし、この症例以前にも発症例があったそうです。
2020年1月には肺炎の原因が新型のコロナウイルスであることが確認され
1月23日からは武漢のロックダウンが始まります。
しかし、武漢にはまだ800人以上の日本人が残されていたのです。
脱出計画
2020年1月21日、中国での新型コロナウイルスの感染者が200人を超えたことや
日本でも感染者が出たことにより
日本政府は初の「新型コロナウイルス感染症対策関係閣僚会議」を
開催しました。
このときは武漢がロックダウンされるという情報もなく
武漢在住日本人のことは取り扱われなかったそうです。
2日後の23日、中国は武漢を事実上の封鎖に踏み切ります。
翌日の夜、政府関係者に中国に詳しい人から「武漢に飛行機を派遣し希望者は帰国させるべきじゃないか」
という意見が来るなど、動きが出始め
25日からは休日返上で飛行機派遣の調整が進められました。
問題となったのは武漢市閉鎖後、武漢市には日本大使館の館員が一人もいなかったこと。
飛行機での帰国となると、武漢空港までの段取りなどで人員が必要となるのですね。
そのため北京から10人ほどの大使館員を派遣することとなり
北京から武漢まで1200キロの距離をミニバスでノンストップで駆け付けたそうです。
帰国
武漢についたものの、まだ正確な日本人の数は把握されていませんでした。
改めて武漢などの日本人に連絡を取ると、武漢の閉鎖区域が増えるとともに帰国希望者も
増えていたことがわかりました。
そこで日本では1月26日に航空機派遣の方針が最終的に決まり
首相公邸に入った安倍首相が記者団に武漢周辺に滞在する日本人らを
帰国させる方針を表明したのです。
はじめは政府専用機2機と民間のチャーター機2機を向かわせることも計画されましたが
政府専用機は自衛隊が運用しているということで中国が難色を示し断念。
そのためまず民間のチャーター機が28日夜に羽田空港を出発し、武漢に到着。
第一便には206人の日本人が乗り込み、29日に帰国。
2月17日には最後の第5便が飛び、828名の湖北省在住邦人とその家族の帰国を実現させることができました。


調整とかが大変だったんだろうね

国と国だからね
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