9月19日午後3時に沖縄の南で台風17号「ターファー」が発生しました。
この大型の台風17号によって3連休は大荒れになるかもしれないといわれています。
そして、今回の台風17号の進路が、1991年の台風19号いわゆる「りんご台風」に
類似しているらしいのです。
では、りんご台風とはどのような台風だっったのでhそう?
少し調べてみました。

りんご台風って可愛い名前なのにね

被害が大きかったんだよ
台風17号
20日(金)9時現在、台風17号(ターファー)は沖縄の南東を北上中。沖縄県ではすでに25m/sを超える最大瞬間風速を観測。
今夜遅くから明日21日(土)に沖縄に接近したあとは22日(日)~23日(月)にかけて日本海へ進む予想です。
沖縄や西日本では、暴風や大雨に警戒してください。https://t.co/tOJmVpIkji pic.twitter.com/fDZP4hiTb8— ウェザーニュース (@wni_jp) September 20, 2019
台風17号は発達しながら21日に沖縄本島に再接近し、22日に九州に近づく見込みです。
8月に大雨被害がった九州北部では再び大雨となる恐れがあります。
その後は日本海を北東に進み、23日には温帯低気圧に変わるとみられていますが、そのまま勢力を
落とさないまま北日本や北陸に接近する恐れもあります。
注意が必要です。
りんご台風とは?
りんご台風は1991年9月16日にマーシャル諸島の西で発生した台風です。
9月27日午後4時過ぎに中心気圧940hPaという非常に強い台風となり長崎県佐世保付近に上陸。
九州を横断、加速し日本海を北東に進み28日に北海道渡島半島に再上陸、オホーツク海へと出て
午後3時に温帯低気圧へと変わりました。
この台風は非常に強い勢力のまま、猛烈なスピードで北上したために雨や風が急に激しくなり
台風対策ができないところも多く、各地に甚大な被害を残し、死者・行方不明者62人、負傷者1,261人
という大勢の犠牲者を出すことにもなりました。
りんご台風という名前
この名前は気象庁が付けた正式なものではありませんが、マスコミなどではこう呼ばれることが多いです。
その理由は全国一のりんご産地の青森県弘前市のりんごが甚大な被害を受けたから。
この台風では青森市で最大瞬間風速53.9m/sの猛烈な風が吹いたため、収穫前のりんごが落下したり
りんごの木が倒れたり枝折れしたりして甚大な被害が出ました。
りんごの落下の被害も大きかったのですが、倒木などよりりんご農園の再生がままならず
長期的にも被害を被ったのですね。
被害面積は2万2400ヘクタール、被害数量は約38万トン、被害金額は約741億円にものぼると言われています。
この被害は一晩の間に受けたものでした。
今回の台風はりんご台風に比べると勢力は劣りますが、十分な注意が必要です。


ちょうどりんごの収穫時期なんだね

被害が出ないといいけど
コメント