12月17日には「ナゼそこ? 秘境で暮らす人いませんか&世界で発見したナゼそこ日本人2HSP」が
放送されます。
その中でアマゾンの大秘境で暮らしている日本人が紹介されるようです。
その人は中山茂(なかやましげる)さん。
日本から40時間かけ、さらに車と船で10時間もかかる大秘境の中で
一人で暮らしているのだそうです。
アマゾン川で入浴し、ピラニアを食べる。
そのような生活を15年以上も続けているそうですが、なぜ大秘境で暮らすようになったのでしょう?
少し調べてみました。

電気とかもあまりないのかな?

猛毒のクモもいるんだって
中山茂
ベレンの田舎町なのですが、ポルトガル支配下時代の要塞があって、ドラマの撮影なんかもありました!
ブラジルはドラマ大国で、町中などでも頻繁に撮影が行われています♪https://t.co/2bgXAyNIFd#ブラジルベレン pic.twitter.com/SlIZqPNc4H
— Saudade-japan (@Saudade_japan) September 15, 2016
中山茂さんは1948年生まれ。
福岡県で8人兄弟の7番目として生まれました。
15歳の時には雑貨店を経営していた父親が事業で失敗
無一文となってしまいます。
そこで起死回生の一手として思いついたのが一家でのブラジル移住。
当時はブラジルで一発逆転を狙うのが流行っていたのだとか。
日本からブラジルへの移民を乗せた船は1973年まで出向していたみたいですね。
中山さんは16歳でブラジルのベレンに渡ります。
ブラジルでの生活
ブラジルの「中央アマゾン保全地域」は、4つのエリアがまとまって世界遺産。撮影隊は、マミラウア保護区に向かいました。水没ジャングルの奥地にある唯一の観光ロッジが、これ。なんと川に浮いています。いつも満室とか… pic.twitter.com/BrlwEjDAT5
— 世界遺産 (@heritage_TBS) May 11, 2017
中山さんはブラジルでの過酷な農作業に嫌気をさし都会に進出
商社に就職します。
そこでアマゾン川流域の農家から農作物を買い付け、海外に輸出する仕事を任されました。
29歳の時、大地主の娘のマリレーニさんと出会います。
そこで商社をやめ、アマゾンの奥地のアイロンベーリョでマリレーニさんと
自給自足の生活を始めますが、一年でマリレーニさんが亡くなってしまいました。
中山さんは苦しみますが、村で初めての不審死ということで村人は中山さんを攻め
たため中山さんは村を離れ、妻の墓のそばのジャングルを開墾しひっそりと暮らし始めます。
それから20年が過ぎ、高齢の女性が中山さんのもとを訪れてきました。
その女性はマリレーニさんの親せきでアイロンベーリョの最後の住人でした。
アイロンベーリョを守ってくれる人として中山さんを探していたのです。
そこで中山さんは2001年にふたたびアイロンベーリョに戻ります。
その後は?
アイロンベーリョに戻った中山さんは約束通りジャングルにある
100年以上前にポルトガル人が建てた建物を遺跡として守り
観光客も訪れるようになり、アイロンベーリョは文化遺産に登録されました。
中山さんの収入は年金の2万6千円。
普段は自給自足に近い生活をして、倹約生活をしていますが
2か月に一度年金を受け取るために町に出るときにはスーパーで生活必需品の買い物をしています。
その品を貧しいジャングルの奥地の人に援助していて、さらに役所の手続きや
医療の相談なども受けるほど信頼されているそうです。


周りの村?の人と交流があるんだね

学校とか通えてない人も多いだろうから相談を受けているんだろうね
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