最近、宇宙に関する話題が増えていますね。
ブラックホールのことだったり。
小惑星探査機「はやぶさ2」のことが話題になったこともありましたね。
日本はいくつか宇宙探査機を飛ばしています。
そのうちの一つが金星探査機「あかつき」
4月15日放送の「逆転人生」でとりあげられます。
「あかつき」は一度大失敗し、宇宙で行方不明になったことがあったそうです。
どうやって復活したのでしょうか?
少し調べてみました。

少しずつ宇宙の謎も解明されているのかな?

解明されるごとに新しい謎が増えていくんだろうけどね
あかつきとは?
金星探査機「あかつき」は金星の大気の謎を解明するのが目的の探査機です。
金星ではスーパーローテーションと呼ばれる惑星規模の高速風など従来の気象学では
説明できない現象が起こっています。
それらを観測するために波長の異なる複数のカメラが搭載されているそうです。
金星は大きさや太陽からの距離が地球と似ていて、太陽系の創生期に地球と似た姿で
誕生したと考えられていて、「地球の兄弟星」と言われています。
ところが金星は高温の二酸化炭素の大気に包まれ、硫酸の雲があるなど
地球とは全く違う環境になっているのです。
地球と似た感じで生まれたのに、なぜ金星の環境は違うのか?
それがわかればなぜ今の地球が生まれたのかを解明する手掛かりにもなってくるのですね。
打ち上げから行方不明に
2010年5月21日に種子島宇宙センターよりHII-Aロケット17号機にて
「あかつき」は打ち上げられました。
打ち上げに成功した「あかつき」は金星へ向かいます。
12月7日、金星周回軌道に入るための減速を軌道制御エンジンにより開始しましたが
噴射の152秒後から姿勢が乱れだし158秒後には噴射を中止しました。
これはメインエンジンの破損によるもので金星周回軌道への投入には失敗
金星を通過して太陽を周回することになったのです。
再突入
2015年12月7日、あかつきの金星周回軌道への再投入への挑戦が開始されました。
一度失敗してから約5年後のことです。
姿勢制御用エンジン噴射を約20分実施し軌道投入を試み
12月9日に金星周回軌道に投入されたことが確認されました。
このとき、JAXAの中村正人あかつきプロジェクトマネージャが
「あかつきは金星の重力圏に捉えられ、衛星になった」と宣言しています。
2016年4月4日には再度の軌道修正を行い、4月8日に成功を確認。
この軌道修正により金星の影に入って太陽光発電ができなくなる事態を避ける
ことができ観測予定期間を従来の800日から2倍以上の2000日に延ばすことができました。
「あかつき」は2018年11月27日には金星周回軌道投入からの軌道周回数が100週を超えました。
このまま大きな不具合が起きなければ今後4~11年間は観測が続けられるそうです。


あかつきはいろいろな成果をもたらしているんでしょ?

新しい発見もあったみたいだよ
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