新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
中国の武漢市から発生し今では全世界に。
日本でも毎日感染者の数が増えていて
わかっている数より実際はもっと多いことでしょう。
現時点ではこのウイルスに特に有効な抗ウイルス薬などはなく、対症療法を行っています。
しかし、インフルエンザ治療薬の「アビガン」が新型コロナウイルスに有効なのでは?
という報道を見かけるようになってきました。
どういうことなのでしょう?少し調べてみました。

有効な薬が出てくるといいけど

アビガンが効いてほしい
アビガン
アビガンとは富山化学工業の古田要介さんらが1998年に発見した
抗インフルエンザ薬です。
2014年に日本で製造販売の承認を取得しています。
「タミフル」などの抗インフルエンザ薬がウイルスの遺伝子が細胞内で複製された後の放出を
阻害して感染の拡大を防ぐのに対し、「アビガン」はウイルスの遺伝子複製そのものを阻害する
のです。
エボラ出血熱の患者に投与したら回復したという話もありました。
臨床投与開始
【アビガン 肺炎患者に投与開始】https://t.co/sdjut73why
新型コロナウイルス肺炎患者に対して新型インフルエンザ治療薬「アビガン」を22日に投与した。中国では新型コロナウイルスへの効果が確認されているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 22, 2020
中国ではアビガンが新型コロナウイルスに対する効果が確認されているそうです。
日本でもアビガンの効果を確かめる臨床研究として、患者に使い始めました。
効果が確認できたら治療に参加する医療機関を増やしていくそうです。
アビガンの備蓄
厚生労働省は過去に新型インフルエンザに備え、アビガンを備蓄しています。
現在は200万人分備蓄されているそうです。
もし臨床研究で新型コロナウイルスに対するアビガンの効果が認められたら
各地の医療機関で使用できるようになるのかもしれませんね。


いい結果が出ればいいけどね

結果がわかるまで時間がかかるのかな
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