6月30日の「ワールド極限ミステリー」では
「未解決事件の犯人逮捕!VTR見て謎を解け&巨大廃墟に潜入」が
放送されます。
そこで赤ちゃんの誘拐事件が紹介されるみたいですね。
生後10日で火事で焼死したと思われていた赤ちゃん。
実は生きていたということです。
しかも誘拐した犯人は身内だったのだとか。
どのような理由があったのでしょう?
少し調べてみました。

身内が犯人ってどういうこと?

家族とか友人とか?
赤ちゃんデリマール
◆フィラデルフィアの「Board Game Art Park」
俄然気になるマイナーな観光地を見つけてしまった。モノポリーやドミノコマが、彫刻アートとして存在する公園。フィラデルフィア中心街にあってアクセスも良い。NYから車で3時間。来月の旅で絶対行こ🎲 pic.twitter.com/6N4kYq0T5C
— hiro@ボドゲイム (@bodogeimu) October 23, 2018
1997年12月、アメリカのフィラデルフィア。
ルース一家は幸せに包まれていました。
息子さん2人に続き、10日前に女の子が生まれたのです。
かわいい女の子の赤ちゃんデリマール、お母さんのルースは女の子を
待ち望んでいたのです。
その日は赤ちゃんを見るために夫のお母さんや
従妹のキャロリンが家を訪ねて来ました。
ルースとキャロリンは初対面。
偶然にもキャロリンはルースと同じ日に女の子を出産したと
話しかけてきました。
その日の夜。
2階で爆発音の後、デリマールが寝ていた寝室は炎に包まれます。
ルースが泣き叫ぶ中、火の手が強く消防士も手が出せませんでした。
2階の寝室は全焼。
ベビーベッドは跡形もなく焼け落ち、赤ちゃんも燃え尽きてしまったと
消防は判断して、警察も死亡と断定。
家族に悲劇の日となりました。
デリマールは生きている?
火災後、新聞でも「生後10日の赤ちゃん焼死」と報道されましたが
お母さんのルースはデリマールは死んでいないと思っていました。
火災時、ベビーベッドにデリマールの姿がなく窓も空いていたので
だれかが誘拐したと思ったのです。
しかし、誰も相手にしてくれません。
周りからは赤ちゃんが亡くなったことによりおかしくなった悲劇の母親と思われ
夫のペドロとの間にも溝が生まれ、ペドロは家を出ていきました。
火災から6年後、別れたペドロから電話がかかってきました。
「知り合いのパーティーで俺とおまえによく似た女の子を見た」
ルースはパーティに駆け付け、女の子を確認すると
デリマールと確信しました。
赤ちゃんの時と全く同じえくぼがあったのです。
デリマールと思われる女の子には母親がいました。
火災の時に家にいたいとこのキャロリンだったのです。
DNA鑑定をしようと試みましたが、高額な費用が掛かります。
そこで州議会議員のクルーズに直談判。
クルーズはルースの熱意と同じヒスパニック系ということから
警察に再捜査を依頼。
DNAk安定が行われ、女の子はデリマールであることが判明しました。
誘拐の動機は?
キャロリンはあの日、ヒーターの前にスプレー缶を置き
爆発させ火災を起こし、デリマールを連れ去り
出征証明書を偽造し、育てていたのです。
なぜデリマールを誘拐したのでしょう?
キャロリンはデリマールを連れ去る前から周囲に
妊娠したと嘘をついていました。
それは交際相手を引き留めるための嘘だったのです。
赤ちゃんを出産したと言って、引き留めようとしていたのですね。
その嘘のためにルース、デリマールは6年間も引き離されることに
なってしまいました。


身勝手な嘘の犠牲になったんだね

でも、再び再会できてよかった
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